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約束
夜中の雨はすさまじかった。
めったに夜中に目を覚ますことがないが、その雨音でふと目が開いた。
時計を見ると3時半。リビングが明るい。
「やっとダンナが帰ってきたんだ」、とぼんやりと思って健気にも起きてお帰りと言いに行った。←偉い!

えらく酔っ払っていたが機嫌が良い。
聞けば明日のお誕生日のお祝いにと生まれ年の「ミュジィニィ」をおごって貰ったとか。空瓶とコルクをお土産にもらって帰ってきたので、私も半分寝ぼけているにもかかわらず瓶に残っているワインの香りをクンクンとチェック。
う~ん、素晴らしい。開けてから3時間は経っているのに妖艶でいて力強い香りが。

更にダンナは、来年の私の誕生日に私の生まれ年のワインをその店でご馳走する。もうワインはキープしてきた。 と言った。

ダンナの生まれ年はビッグビンテージということでボルドーもブルゴーニュもたくさんまだ残っているので、これまでにも何本も自分のビンテージワインを飲んでいるようだが、私の生まれ年はソーテルヌ以外はそれほど良くないらしく残っているワインも少ないのか未だに飲んだことがない。
眠気も吹っ飛び、やったぁ~と小躍り。

でも今朝になって冷静に考えてみると、きっとこのままではこれは口約束に終わってしまい、来年の1月16日には「え?そんなこと言ったっけ?」ってなるに違いない。
今年の誕生日もそうだったし。←約束のフレンチレストランには未だに行ってない。

だからあえて、本日の日記に書き記しておこう。



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日常 | 10:09:19| Trackback(0)| Comments(0)
備えあれば憂いなし?
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桐野夏生の新刊を読んだ。
今回の「魂萌え!」は「OUT」とか「柔らかな頬」とは違って血なまぐさい殺人や犯罪などを題材としたものではなかったが、読後感はどの小説も同じような印象がある。

一番近くの存在の家族(夫や子ども)と心で繋がっているというのは幻想で、所詮人間は一人ぼっちなんだということを桐野さんの小説を読む度に痛烈に心に残る。

当たり前のように家族に依存している私はいつか自分も桐野ワールドのようなことが降りかかる(おそらく必ず降りかかる)ことに、漠然と恐れおののいていて恐怖心が募る一方。

来るべき時に備えて覚悟(?)しておかないと。
って、影響されすぎ??


| 20:56:15| Trackback(0)| Comments(0)
マイブーム野菜
ルッコラにはまっている。

結構メジャーだけれどなかなか売っていない野菜。売っていても量のわりに値段が高い野菜。
ほうれん草のようにもう少しメジャーになれば手に入れやすくなるのかもしれない。
もう終わりかけの新タマネギとレタスなどと一緒にサラダにすることが多い。
イタリアンな野菜と思っていたが、実は世界のあちこちで食べられているそうで、今日は中華風のサラダに使ってみた。ちっとも違和感がなくておいしく食べられた。

野菜と言えば人気の「フルーツ&ベジタブルマイスター協会」というのがあるが、この協会はすごい。
資格認定のためのセミナーだけではなくて、料理教室、レストランでのコラボレーション、そして野菜屋さんの経営(直接協会が関与しているかどうかはわからないが、深いかかわりはある)など多角経営でますますフィールドを広げている。
教室も各地にあり、長谷川理恵がマイスターの資格を取ったということで一般への認知度も高い。
ちなみにチーズプロフェッショナル協会も川島なおみが第一回目の資格認定者なのだが、彼女はワイン色が強くてチーズの資格を取ったということはきっと誰も知らないんだろうなぁ。
まぁ、野菜協会(←わかりやすく簡略化)とうちの協会の体質というか目指すところが全然違うからいいんだけれど。

・・・とそういう主旨の話ではなくて、
最近いろんな野菜があって楽しいよね~ってことが書きたかったのだ。
この冬にちょっとはまっていた野菜は「ちぢみほうれん草」。
これはアクが少なくて、また肉厚で非常に調理しやすく食べ応えがあって重宝した。

話が元に戻るが、もう少しルッコラが買いやすい野菜だとうれしいのだが。
自分の家で栽培しようかしら。

日常 | 22:12:15| Trackback(0)| Comments(6)
テロワール・アトラス
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飛鳥出版から発刊された「テロワール・アトラス」が届いた。
゛フランス ブドウ畑 大図鑑"という副題がついている。
この「図鑑」というものに私は弱いのだ。
チーズにはまったきっかけも文藝春秋社刊「チーズ図鑑」に出会ってしまったことからだったし。

テロワール・アトラスの素晴らしいところは、フランスのほとんどのブドウ産地の歴史、気候、地質や土壌、その他様々なコラムが詳しく記載されているところ。
地図はもちろん、地層とか鳥瞰図まで載っている産地もある。
この本に不足していることはワインそのもの。自分で買えってか?

ソムリエ協会の試験のために机上で名前だけを覚えた土地の名前とかワイン名、ブドウ品種が、より親しみのある身近なものに感じられる。
まだ行ったことのない土地の風景を想像し、飲んだことのないワインを思い浮かべ、気づくと空想の世界を旅している。(←オタクっぽい…)
プチ現実逃避ができる!! (←ますますアブナイ)

しばらくはこれでストレス解消できそう。

| 12:03:04| Trackback(0)| Comments(0)
教育ママ?!
中高一貫教育で学生生活を送って欲しいと考えて、中学校受験の準備を始めている。
具体的には進学塾に小4から通わせている。
うちの娘の通う学習塾は毎週末テストがある。
クラス別に問題が違うので、難しい学校を狙う人は上位クラスに上がるために一生懸命勉強をする。
うちはまだ志望校も決まっていないのだが、ついつい上位クラスに入るために勉強に熱を入れてしまう。上位クラスに入りたいのは本人より母親の私のほうが気持ちが強いから問題がある。
毎週末のテストのために習った単元の復習をきっちりとさせる。

まだ小5なのに時間に追われて大好きな読書の時間すらかなり割かれている。
平日はもちろん土日もなかなか遊びに行く時間と余裕が無い。

ふと私も我に返って「何のための勉強だっけ?」と「勉強」の本質についてを考えてしまう。
彼女のしている勉強は中学受験に成功するための知識とテクニックを学んでいるのだ。
それって今の日本の社会には必要なことの一つかもしれないけれど、人としてはそれほど重要なことではないような気がする。
いつもそんな疑問をダンナにも投げかける度に、受験戦争の渦の中にはまり込まないようにと忠告される。でも、渦中にいるとどうしても回りに流されてしまうんだなぁ。

今日も学校から帰ってくるなり宿題宿題・・・・とせきたてている私。
これって「教育ママ」だよな。
「教育ママ」って言葉も最近では死語になっているか。(人生40年近く生きてくると「死語」も多くなる)

子どもに与える影響も考えながら、ほどほどの「教育ママ」でいよう。
でも逆に「教育ママ」になれるのも子どもがいるという幸せな環境ゆえのこと。
悲壮感の漂う1年半にならによう、自分を戒めながら受験準備を楽しもう。

子育て | 18:39:39| Trackback(0)| Comments(0)
ラビラントの調理パン
夕べ遅く帰ってきたダンナがラビラント(四の橋にあるビストロ)からパンをたくさん持って帰ってきた。

日本でのサンドイッチはイギリス風に近いのかなぁ?薄い食パンにハムとか卵などの具を挟んでいる。その他コッペパンにコロッケとかソーセージとかを挟んでいる調理パンというものも存在する。
一方、フランス風はバゲットにハムやチーズを野菜とともに挟んでいるものが多いように思う。
バゲットだけではなくて田舎パンとかライ麦入りのパンなども使用されるが、パン自体が食パンのように柔らかくないので顎を十分に使って食べなくてはならないようなサンドイッチが多い。
でもパン自体に味があるし、たいてい良いハムやチーズを挟んでいるので美味しい。

私が特に好きなサンドイッチを販売しているのは「オーバカナル」や「ヴュロン」、「ポール」など。
どこかおフランスのにおいがするのがいいのかもしれない。

さて持って帰ってきたラビラントのサンドイッチはビストロのやっているブーランジェリーなのでフランス風かと思ったのだが、ひとひねりしている。
ひねっているというかサンドイッチの日仏友好版という感じ。
例えばパンドカンパーニュをくりぬいて、その中に「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」と思われるものが入っていたり、焼きそばパンならぬ冷製のパスタが挟まっている「パスタパン」があったり。
要は発想が日本風。
そしてホットドッグならぬ「チョリソードッグ」があったり、柔らかい白パンにスパイシーなサラミと生のいちぢくをサンドしたものとか、個性が光るサンドイッチばかり。

もともとサンドイッチは軽食として食べるものだと思うが、「牛ホホ肉の赤ワイン煮込みサンド」はどういうときに食べて欲しいサンドイッチなんだろうか?
朝食べるにはちょっと重たかった…。

パン | 17:44:44| Trackback(0)| Comments(0)
ラ・カスケット
初台にある「ラ・カスケット」にランチに行った。
最近、「東京の美味しい店」(タイトルはあやふやだが…)にかなり良いようなことが書いてあったと記憶していて、初台に住んでいる友人を誘って食べに行った。

その本の情報は当っていて、1890円のランチコースはかなりのボリュームですごく良かった。
前菜、メイン、デザート(+コーヒー)からなるコースメニューはそれぞれ5種類くらいの選択肢がある。
しかも食材も決して安い食材とは思えないようなものを使っている。

私は「田舎風テリーヌ」(これは量がすごい!しかも美味しい!!)と「ウサギ肉のトマト煮込み」(骨付きのラパンのもも肉でした!)と「ココナッツのブラマンジェ、マンゴーのソルベ添え」をオーダー。

とにかくすごく量がいっぱいで、既に前菜の田舎風テリーヌでお腹が膨れてしまった。でもこれがワインに良く合うのでワインも進む進む。昼から結構飲んでしまった。
私もメインもさることながら、鴨肉のローストを頼んだ友人はお皿からはみ出んばかりの鴨の骨付きのもも肉と柔らかく煮込んだ白インゲン豆の山。

味付けは全体的にしっかりしていて、ワインとガッツリ合わせないともったいない感じ。
お店の印象としてはお上品なフレンチというよりは、ビストロとかブラッセリ―タイプのカジュアルな使い方のできる私好みのレストラン。
ワインは全体的に安めに設定されているように感じ、選ぶ楽しみもあるリストだった。

コストパフォーマンスでいえば先週行ったキノシタに並ぶかそれを越すか、といったところ。(キノシタのほうがやや洗練されている感じがするかな)

最後のデザートのココナッツのブラマンジェもとろけるような食感で感動ものだった。
にもかかわらず、ランチは私達一組だけで「どうしてこんなに空いているのだろうか?」と不思議なぐらい。
夜はどうなんだろう??



日常 | 22:07:20| Trackback(1)| Comments(2)
漬物人生
糠漬けを始めた。
発酵食品全般に興味がでたことと、自分で作れるということに魅力を感じて、手軽なパック入りの糠床を買ってきて冷蔵庫にある野菜をちょっとずつ漬け込んでいる。

前の日に漬けた野菜が1日たつと漬物になっている!←当たり前。
わかっていはいたが、今まで漬物を作ったことがないのでなんだか感動した。ただ漬けているだけで勝手に漬物になってくれるなんて助かるなぁ。

麻布十番にある小さな八百屋さんの自家製糠漬けが佐藤家のお気に入りだったが、このぶんだと自分の家でも好きな野菜でいくらでも作れそうで楽しみだ。キャベツやセロリの糠漬けが好きだから、じゃんじゃん作ろう。

糠漬けパックの説明書きを見ると、手入れが悪かったり変な菌が繁殖したら変なにおいがするそうだ。接着剤のようなにおい、と書いてあるが
いったいどんなにおいなんだろう??
色々と実験しながら、漬物人生をあゆんで行こう。


日常 | 22:43:56| Trackback(0)| Comments(6)
発酵のセミナー
チーズプロフェッショナル協会の総会後の記念講演会で小泉武夫先生のセミナーがあった。

チーズに興味を持ち出してから、発酵ということについても興味を持ったし、パンを作るようになってからは身近にそれを感じるようになった。実は最近は糠漬けも自分でするようになったりして・・・。

なので今日は発酵についてどんな話が聞けるだろうかととても楽しみにしていた。
いろんな話をしてくださったが、私が非常に印象に残ったことは「発酵が地球を救う!」という主旨のおはなし。
多分先生もここのところが一番力の入った講義だったと思う。

「発酵食品」といえば健康に非常に良いものということは最近誰でも知っていることだが、その他にも「発酵」が現在直面している人類の問題を解決していく鍵を握っているということをおっしゃった。

それは「環境問題」。
毎日大量に出される生ごみは日本では92%焼却によって処理されているそうだ。その燃えた灰は田舎の山奥に埋められつづけている。低温で燃やすと危険なダイオキシンを発生するので、高温で燃やせる焼却炉を建設し対応をし始めているが、建設にかかる費用の他に莫大なランニングコストがかかっている。
生ごみを微生物によって分解させて堆肥にすれば、それを安全な形で自然に返せるし、それほどランニングコストもかからないらしい。
実際に栃木か群馬のある村では生ごみを堆肥にする施設があり、その生産物を有機農法に役立てているそうだ。一石二鳥。

その他「新エネルギーを発酵により得る」という計画が着々と進んでいるらしい。詳しいことは上手く説明できないので こちら とか こちら のサイトを参照してください。

36億年前から存在するバクテリアが人類の危機を救うキーワードになり得ると、まさに目から鱗の話が聞けた。


チーズ | 23:42:48| Trackback(0)| Comments(0)
白ワイン日和
今日は暑かった!
まさに初夏の陽気。日差しが強くて、でもカラッとしていて一番気持ち良い季節だ。

そして今日はラッキーなことにワインを飲む機会が2度も!
お昼はPTAママたちとレストラン・キノシタでランチ。昨年12月に同じメンバーでここにランチに行ったが、なんといってもコストパフォーマンスの良さが光る。
今回はご一緒したママのお顔で特別にアミューズが2種類でたのも嬉しかった。赤ピーマンのムース(じゅんさい入りのジュレがかかっていた)が抜群に美味しかった!
そこでみんなで飲んだワインは「ソーヴィニョン・サンブリ」。ブルゴーニュ地方ではじめてソーヴィニョン・ブラン種でAOCになった白ワイン。ちょうど私がアドバイザーを取った年にAOCに昇格したので「同期」という感覚か。
きりっと冷やしてあってランチにはピッタリ。
ランチは12時からと13時半からの2部制ということで話しながらゆっくりと食事ができないというのがいささか残念ではあるが、それでも季節ごとにまた行きたいね、といいながら店を出る。

そして夜はNHKトリトンカルチャースタジオでのチーズ講座だった。
今日は「ロワール河流域のチーズ」ばかりを5種類紹介した。
この地方、シェーブルチーズが色々とあって紹介するのも楽しいのだが、私的には好きなロワールのワインも一緒に紹介できるのが嬉しい。
今日のワインは今流行り?のピュズラの作る白ワイン。正直あまり人気の無いシュナンブラン種から作るワインだったが、こちらもフレッシュ&フルーティを地で行くようなサッパリ系で、渇いた喉を爽やかに潤してくれた。
こういう暑い日に飲みたかったのよ!というような味わいだった。

ワイン | 22:51:00| Trackback(0)| Comments(0)
基本講習会を受講して
昨日、今日とチーズプロフェショナル協会(CPA)の基本講習会が東京で開催された。
毎年この時期に開催されチーズの全てをまるまる2日間で知ることのできる講習会として大変好評だ。
2日間朝から夕方までびっしり講義が続くので忍耐が必要だが・・・。

協会の関係者ということで毎年この講習会を聴講しているのだが、今年は担当講師が少し変わったりするのでどのような話が聞けるかとても楽しみだった。
この度の講師陣はその道のプロ達。
普段はたわいも無い話やバカ話しかしていない理事仲間なのだが、講師として壇上に上がるとさすがに専門的な知識や長年の経験談は素晴らしい!と感嘆してしまう。
私はたかだかこの道10年(しかもプロと意識し始めたのは5年程度)の若輩ものだなぁとつくづく感じる。
しかし継続は力なりだから、あと20年もすれば少しは成長の跡が見えてくるのだろうか。

などと感じながらの聴講だったが、私にとっての「90へい(注;トリビア)」は
「ブルガリアヨーグルトの乳酸菌がLB53からLB81に変わった」ということ。
(詳しくはこちらを)
ひとくちで乳酸菌といってもた~くさん種類があって(株とよぶそうだ)、それぞれにいろんな特性を持つらしい。酸っぱい味をだすもの、免疫効果のあるもの、匂いの少ないもの、などなど。
ヨーグルトを作る企業は常に最良の乳酸菌を探し続けてヨーグルトを発展させているという事実。
チーズにはあまり関係なかったけれど…。

チーズ | 23:09:40| Trackback(0)| Comments(0)
8000円!
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なんとイヌのカット代が8000円もするのだ。
カットだけではなくて爪切りや耳掃除など他のお手入れもしてくれるのだが、やはりイヌごときに8000円もの出費はもったいないというか、高いなぁと思ってしまう。
自宅でカットできるようにとシェーバーなども購入したが、クリクリ毛のトイプードルの毛には扱いが難しくてやはり上手くいかない。

なので諦めて伸ばし放題にしているのだが、たった2ヶ月でこのありさま。(写真ではあまり良くわからないが、かなり毛玉ができてます。)
六甲山牧場(註;神戸市にある観光牧場)の羊のようにゴワゴワでボサボサ。遠くから見るとふわふわしているようで可愛いが、近くで見ると毛玉だらけで実はドレッドヘアー状態で醜い。
そろそろ限界かなぁと思いつつも、私自身も4ヶ月も美容院に行っていないのでまずは人間様から整えさせてもらわなくては。

ていうか、セレブ犬でもないくせに家族の誰よりもヘアーカット代が高いってのが許せない。
あと1ヶ月くらい放置するしかないな。


イヌ | 15:07:30| Trackback(0)| Comments(2)
ブルーチーズ入りパン
私は朝はパン党。
ちなみにダンナはご飯党なので別メニューを作っている。(偉い!)

パンの好みはどちらかというとリーンなタイプなので、ライ麦パンとか全粒粉のパンとかそっち系統のものを買ってきたり自分で作ったりしているのだが、同じく朝はパン党の娘はリッチなタイプを好むため彼女用に最近はミルクパンなどを焼いてあげている。
自分で言うのもなんだがミルクパンはいつも美味しくできて、焼いた翌日まではトースタで温めなくてもふんわりと甘く美味しい。彼女はこれにジャムをたっぷりと塗って食べるのが日課になっている。

昨日、ミルクパンを作るために計量を始めている時ふと、チーズを混ぜてみよう!と思いついた。
その昔、神戸の御影のダニエル(ケーキ屋さん)で「ゴルゴンゾーラ入りのパン」というものを買って食べたが、そのパンの生地がミルクパンぽかったのを思い出したから。
しかし娘はチーズが大嫌い。ブルーチーズなんてもってのほか。悩んだが、食べなかったら私が全部食べちゃえばいいやと思い、家にあるスペイン産のバルデオンというブルーチーズを混ぜ込んでみた。
いつもと同じように発酵させ、成型させ、焼成したら簡単に作れた。
というか、ダニエルのゴルゴンゾーラ入りパンに瓜二つ!(と、勝手に思っている)に仕上がった。そしておいしい。(←ここが重要)

娘もチーズが入っているのには気づいたようだが、しっかりとジャムを塗りたくって食べる分にはそんなに気にならなかったよう。ブルーチーズも焼くことによって風味がまろやかになり、朝からでも十分に食べられる味になっていた。味ばかりではなく栄養面でもこのパンは育ち盛りのお子様や更年期を迎える女性たちにはとても良いと思う。なにしろ、牛乳、チーズ、スキムミルクがたっぷり入っているからカルシウム摂取が自然にできるわけだ。このパンにヨーグルトとカフェオレで朝取るカルシウム量は合格点行くはず。

朝から味噌汁、焼き鮭、納豆、麦ご飯のダンナ用のメニューよりカルシウムでは勝ったか?

パン | 09:28:37| Trackback(1)| Comments(0)
美容クリーム
「Frau」のコスメ担当の女性から化粧品を少し分けていただいた。
今までに使ったことが無い「美白用美容クリーム」だ。
いただいたものではあるが値段を見ると12,000円!もしていた。
この手の化粧品(もとい、美容品?)は使用経験が無いので、説明書きに載っているような効果が果たしてあるのだろうかと眉唾だったので手を出していなかった。

しかしこの年齢になると「美容」を心がけている人とそうでない人とでは見え方が違っているということに徐々に気づいている。だからといって積極的に何かを始めるようなことはしていないが(というより、どうしていいのかわからない)、気になっていたことは事実。
鏡に映った見慣れた自分の顔にも小じわはもちろん、シミらしきものがちらほら現れてきている。

先日、関西帰省の際に昔の友人達(娘の元幼稚園ママたち)に会ったが、みなさん日に焼かないことを徹底している上に美白のためのいろんな努力をされているようで確かに肌の輝きが違っていた。白いだけではなくてなんだかツヤツヤしているというか、張りがあるというか・・・。
単に日々のお手当ての成果ではないとは思うけれど、あの生活感のないしっとりとした女性らしさは、私はしばらく忘れてしまっていたかも・・・。これではいかん。
彼女達の話はコエンザイムQ10をどうしている、とかビタミン剤がどうした、とかその情報量の多さと徹底振りには目が点になった。
美のために費やすエネルギー量が違う。

「美容」に心骨注ぐほどのエネルギーは持っていないが、せめて散歩には帽子を被ったり、いただいた美容クリームを毎晩塗るこむとかそれくらいのことを半年してみよう。少しは生活感が抜けるかな?
(自分の顔の手入れをする前に、家の中を片付けろ・・・って意見されそうだ。)

日常 | 10:01:46| Trackback(0)| Comments(0)
学校拝見
横浜ランドマークタワーに野暮用があったので昼から出かけた。
用事は5分で済んでしまったが、天気も良いし、せっかく出てきたからちょっとぶらっとしてみようかなぁという気になり2駅先の石川町で下車。
桜木町までは毎月来るのだが、元町や中華街にはもうずいぶん来ていない。

駅の改札を出たところで、突然元町方面に向かわずに丘の上の学校を見に行こう!と方針変換。
というのも、今小5の娘は中学受験の準備をしていて日夜勉強に励んでいる(?)が、私たち親はまだ志望校についての情報を何にも持ち合わせていない。特に私は関西出身だからどこにどんな中学校があるのか良く分かっていない。ダンナも男子校だったので女子校については良くわからないらしい。
横浜山手にはいくつか女子校がある、ということくらいの情報はあったので、お散歩がてら外から拝見してみようと思ったわけだ。

駅からいきなり急坂&階段の連続でハァハァいいながら登り、山手カトリック教会の近くに出てきた。歩道は石畳でゴシック風の教会や重厚な建物の女子校がいくつも並んでいて、外国と見間違うほどエレガント。ちょうど新緑のシーズンだから木々の緑もまぶしくて何もかもキラキラと目に映ってしまう。

ステキだ!いい感じだ!
と一人で興奮しながら、一通り見て回る。もちろん学校の門はどこも閉まっているから生徒の様子はまるでわからないのだが、自分がこれから学校に通うならこの辺の学校に通いたい!と一瞬で憧れてしまう感じ。

帰りの電車で揺られながら、自分の娘が毎日この電車に乗りあの坂を登りあの辺りのどこかの学校に通う姿を連想した。
校風も難易度もな~んにもわかっていないで勝手に想像しているおめでたい母親だ。

そろそろ「おめでたい」域から脱して現実的にいろいろ考えないと。

子育て | 21:53:22| Trackback(0)| Comments(0)
サービスでうっとり
仕事のあと、友人達と横浜のワインバーに行った。
ワインバーなんていったい何年ぶりだろう。

仕事ではシャルドネ種のワインを飲んでいたこともあり、なんとなくピノノワールが飲みたいね、と意見が一致してワインリストを物色。
やはりブルゴーニュものものは高くて「どうしよう?」と悩んでいたら、すかさずサービスの手が。
アルザスのピノとサンセールの赤を勧められて、サンセールの赤を注文。
サンセールの赤ワインのイメージってなんとなく青臭くて薄いというものだったが、昨日のワインはしっかりピノノワールしていたなぁ。
フランボワーズと濃いイチゴのジャムのようなチャーミングな味わいとうっとりするような芳香。
この繊細な香りだけで十分な癒しとなる。

そのワインバーの素晴らしいのはワインだけではない。
そのサービスのスマートでちょうどいい感じが非常に好感が持てた。
最近フレンチレストランに行ってもなかなかここまでスマートで気持ちのようにサービスには出会ったことが無い。
でしゃばりすぎず、こちらが必要とするときには知らない間にスッとテーブルに来て自然に質問に答えてくれる。
このタイミングってすごい。プロの技。
痒いところに手が届くようなサービスとはこのことだろう。とても居心地が良かった。

もっぱら家飲みが続いたので、極上のサービスで大きいグラスで美味しい
ワインをいただくのは結構良いものだと実感した。


ワイン | 22:22:52| Trackback(0)| Comments(2)
怖い!
3泊4日で西宮(兵庫県)の実家に帰省。
今回はCPAの仕事が5日にあるのでそれに合わせて帰省をした感じ。

新幹線で品川から新大阪までは2時間半、そして在来線で芦屋まで30分弱。運良く新快速に乗れたら20分で着いてしまう。
ここ数年で(のぞみが増えたので)随分近くなった気がする。決して遠くない。

今回は運良く新大阪から新快速に乗れたので「ラッキー」とほくそえんでいたが、久しぶりに乗る新快速は噂どおりすんごい速さ。
山陽本線なので路線としては直線が長いのだが、スピードがどんどん上がり最速のときは(なんだ宙を浮くように)横にガタガタと揺れるし、並行して走る普通列車を矢のように抜き去る。しかもその列車との間隔は決して離れていない。
心配性の娘は棒につかまり「怖い怖い・・・」と青ざめていた。東京の山手線や京浜東北線ではあんなにスピードは出ないから驚いたのかも。
私も事故の後だけになんだかナーバスになっていたりして。


帰りはUターンラッシュのさなかにぶつかり、長蛇の自由席の待ちの列に並んだ。
新大阪は始発が多いので、待てば必ず座れるという保証があるからそれでも助かる。40分くらい待って自由席をゲット。

新大阪始発のそののぞみ号は、前の電車が既に5分遅れで運行中だったため遅れて出発した。2駅先の名古屋を出る頃は予定より7分の遅れだとアナウンスがあった。
さすがに連休中だから臨時列車も多くて過密ダイヤになっているんだなぁと思っていたが、こんなアナウンスが・・・。
「次の停車駅の品川までにできるだけ7分の遅れを取り戻す運行をいたします。」
・・・・
今は遅れを取り戻すことより、丁寧で適切な運転を望んでいるんですが・・・。そのアナウンスは不安を駆り立てます・・・。

まぁ、新幹線はきっと間違いの無いシステムで二重三重の安全は保障されているのでしょけど。
(この列車はJR東海だと、自分に言い聞かせたりして)

日常 | 22:55:13| Trackback(1)| Comments(0)
餌食に・・・
犬のトイは今春真っ盛り。
愛玩犬で家の中で飼っているので(毎日散歩はするが)、お年頃のためどうやら悶々としているらしい。
去勢手術をなんとなくしないでいたのだが、その弊害?いや自然の摂理には逆らえないようで、かなり可哀想な境遇になっているのかもしれない。

最近どうも気が立ちやすいようで、昨日は人間達が留守にしている間にちょっと美味しい味の付いていた(チャーハンを作ったので)しゃもじを齧りまくり、ついにはボロボロにしてしまった。
かわいそうに餌食になってしまったしゃもじ。

今日の餌食は娘の響子。
スカートをはいていたということもあり、イスに座って勉強をしていてもご飯を食べていても常に足に絡みつきヘコヘコしまくっていた。さすがに気持ちが悪いとみえ、イスに正座をしてかわしていたが、それでもひざの間に鼻をすりつけたりイスの周りをウロウロしたりとストーカー状態が続いた。
彼女が歩けば後ろを付いていくし、トイレに入ったら戸口でクンクン鳴く。
第三者の私は面白おかしく見学をしていたが。

でも明日以降もこういう状態が続いたら響子が可哀想。
人間の勝手でペットにされたトイも可哀想。
妥協の道はやはり去勢手術しかないかしら。

犬の気持ちは人間以上に良く分からない。

イヌ | 20:40:40| Trackback(0)| Comments(0)