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いい経験
今日は東京国立(くにたち)にある辻調理師専門学校「エコール・キュリネール国立」でチーズセミナーの講師として講座を持たせてもらった。
料理界の東大とうたわれるTujiグループの卒業生を対象に開講している、フォローアップセミナーのひとつで「料理人向けのチーズ講座」と銘打って2時間ほど話をさせてもらった。

今回はチーズ王国さんの全面的なバックアップがあり、チーズも特別にいろんな熟成ものを用意してもらえたので、コンテ、セル・シュール・シェール、カマンベール・ド・ノルマンディの熟成違いを試食してもらえた上、珍しいルブロションのとろけた熟成のものや、ロックフォールの6ヵ月熟成(現地で特別に普通のものより2,3ヵ月長めに熟成させた)、合計8種類も試食してもらうことができた。

改めて熟成違いを並べて食べると、私は○○ヶ月くらいの熟成のもののほうが好きだなあとか、熟成すると旨みはこういう方向に変わっていくんだなぁと、再認識できる。

特に日本では珍しい「茶色いベルのシール」のついたコンテも登場。いつもの「緑色のベルシール」のエキストラに比べるとあっさりと&軽く苦みばしっていて、これがフランスで最もポピュラーなコンテなんだ~と、実感しながら食べることができた。
そうか、チーズ王国では日本で人気の長期熟成タイプのコンテ(当然エキストラ)と、熟成の短めのフランスでは廉価なコンテの2種類扱っているんだ…。けっこう、嫌味が無くてこのタイプも合わせるワインによっては使えると思える。グラタン用には断然こちらのほうがいいし。

プロを対象にした講座を持つことは私にとっては貴重な体験。
課題も多く残したレクチャーではあったが、ひとつ大きな仕事を終えたなぁという実感がある。

明日から9月。
新学期も始るし、また心機一転頑張ろう!



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チーズ | 21:41:20| Trackback(1)| Comments(2)
サラリーマンの街にお邪魔する親子
10日ほど前にぼんやりと見ていたテレビで紹介された「牛かつ」の店にすっかりと魅了されてしまった私と娘。ず~っと「食べたい!食べたい!」と言い続けていたが、今日午前中に上野まで出かけたついでにランチに行ってみた。

新橋にある「おか田」というその店は、新橋駅前のニュー新橋ビル地下1階にある小さなお店。
こういう駅ビルに入っていること自体、新橋のサラリーマンの昼ご飯やちょい飲み専門店と言える。

テレビで放映されたためか、元々人気があるのか1時をかなり回っていたのだが店の前に行列ができていた。
お腹をすかせていた娘は「違うところに行かない?」と弱音を吐いたが、せっかく電車に乗って来たのだから引き下がるわけにはいかない、と説き伏せ列に並んだ。

程なく退屈し始めた娘に
「少し辺りをウロウロしてきたら?ゲームセンターとかもあるからあなたの好きなプリクラがあるか偵察してきたら?」
と勧めたのだが、娘は
「ゲーセンにはオジサンしかいない…」と怖がっていた。
お気楽な母と娘がウロウロ行くにはかなり場違いな感じ。

でもね、お父さんはこの近くで働いて、こうやって昼ご飯を食べているんだよ。
ちょっとだけ娘にとっても社会勉強になったかな?>ならんなぁ…

※ちなみに「おか田」の牛かつは美味しかったが、私達にとってはちょっと脂っこかった。

日常 | 21:35:55| Trackback(0)| Comments(0)
自由研究 その②
夏休みもあと数日。ついに娘の自由研究のテーマが決まった。
「自分で決めるまで私は動かないからね。」と宣言したら、彼女なりに色々考えたみたい。何か工作をつくろうかとか、手提げ袋を縫おうかとか、提案をしてきたが、どれも一人でやり遂げられそうにも無いことを示唆するとすぐに引っ込めた。←弱い。

先週一緒に上野の国立科学博物館の特別展でやっている「縄文VS弥生」というのに行ってきた。まだ歴史も習っていないため、行ったもののイマイチよくわかっていないと言うか面白くなかったんじゃないかなぁ~と思っていたが、夏休みの自由研究のテーマを「縄文時代と弥生時代について」にすると言い出した。

一人で何とかしないと!と思っているようで、早速図書館に行ってわかり易い子供向けの図鑑のようなものを何冊か借りてきたり、特別展のリーフレットを詳しく読んだり、どのようにまとめるかを考えたりと黙々と自室にこもってやりはじめた。
いい傾向だ・・・

まとめ方の案を相談されたのでいろいろとアドバイスはしてやったが、どうやら調べ学習は好きなようで、次々と案が浮かんでいたようだ。
これならあまり手を貸さないで小5らしい報告書が出来上がりそうだなぁと、ちょっとばかり胸をなでおろしていた。
しかも、9月から塾では学校に先んじて歴史の勉強が始るようだからその予習にもなるし。
一石二鳥!

が、
「おかあさん、もう一度国立科学博物館に行ってしっかり見たいんだけど、付き合ってくれない?」
え?また行くの?……そういわれたら手を貸さないわけには行かない。
私も結構スケジュールがきついけれど、お付き合いいたしましょう。
入場料も国立科学博物館のくせに結構高いから、しっかり情報収集してもらわないと。

さぁあと3日でしっかり仕上げてくださいよ。


子育て | 21:42:19| Trackback(0)| Comments(2)
ママキッチン
台風の中、新宿職安どおりのスペイン料理屋にご飯を食べに行った。
そのスペイン料理屋のイカ墨パエリャのおこげがおいしかったなぁ。エビのから揚げのも美味しかった。

その宴の席で何の話題か忘れたけれど、「ママキッチン」の話がでた。
そうそう、懐かしいなぁ。欲しかったけれど私は買ってもらえなかったよ。ママキッチンで焼くホットケーキ、おいしそうだったよなぁ。>当時のCM

憧れのおもちゃだったけれど、クラスでも「お嬢」っぽい女の子が持っていて、子ども心に「お金持ちはいいよな~」って羨ましがったっけ。
あの時代は欲しいものがたくさんあった。
「ママレンジ」も魅力的だったし、「ママながし」はどうして水がでてくるんだろうかと不思議だった。
アサヒ玩具はもう無いらしいが、今もし「ママレンジ」シリーズが売っていたら簡単にシリーズ全部を買ってしまうことができる。これぞ大人買い。

でも「あれが欲しい!」と強く熱望していたあの時代が懐かしいよ。
娘の世代(今の子ども)は両親もそうだろうがおばあちゃんに欲しいものは全て買ってもらえるので、今更「欲しい」と思うものが無いのかもしれない。
それってある意味かわいそうだ。

日常 | 23:43:58| Trackback(0)| Comments(2)
スペインのチーズ
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自宅チーズ会、今月のテーマはスペインの山羊チーズ!
スペインは羊乳製のチーズのメッカと思われがちだが、北部では牛乳製のチーズが、南部や島部(カナリア諸島)では山羊乳製のチーズが結構種類多く作られている。
山羊乳のチーズは少しクセがあって、特にフランス製のシェーブルチーズの若いチーズはしっとりと水分が多くて酸味があるが、スペインの山羊乳製のチーズは全然違う。
まずしっとりとはしていない。プレスクックといわれる圧搾を施しているから水分が少ないセミハードからハードタイプの仕上がりになっている。
そして聞くところに寄るとスペインの山羊は乳脂肪分が多い乳を出す山羊の品種だそうで、確かにこっくりとした味わいで「え?これ山羊なの?」と驚くくらい濃厚。
まるで羊乳製のチーズのようだ。

とくにカナリア諸島のフェルテヴェントゥーラ島で作られるDOPチーズの「マホレロ」は秀逸の味わい。私の一番のお気に入りスペインチーズの「ムルシア・アルビノ」を越える勢いの素晴らしい味。これは本当に山羊から作られているんだろうか?と思うくらいの濃厚でコクのある味わい。イヤなクセも全く感じない。

マホレロは手に入れにくいチーズだと思っていたが、常に扱っている業者の存在を知ったのでこれからは定期的に購入できるから嬉しいなぁ。

チーズ | 22:23:50| Trackback(0)| Comments(0)
野望・・・かも
スタンスは専業主婦だけれど、理解のある夫と義両親のお陰でいろんなことをさせてもらっている。
チーズやワインや料理は「趣味」ではあるけれど、チーズ講座をしたりチーズプロフェッショナル協会の運営に一生懸命になっているのって、なんでなんだろう?
一銭にもならにことばかりか、嫌なことや辛いこともあるのに。
と、ふと我に返ってしまうこともある。

嫌なことが続いたりすると家でよく愚痴ったりもするが、「イヤなら辞めちゃえば」と言われると、「別に嫌なわけじゃないのよ!」とムキになってしまう。きっとマイナスな部分よりも活動を通じて得られる満足感(プラスの部分)が大きいからだろう。

で、私はいったい何になりたいのか、どうしていきたいのか?
たまに、そういうことを真剣に考えたりもするけれど答えはなかなか見つからない。
3年後、5年後の理想とする姿とかはまるでない。とりあえず今興味を持ってやりたいことに邁進するのみ。

でも幸せなことにどんどん目先の目標が現れるので、前に進むことができている。
そして実現するかわからないけれどひとつ大きな目標が見えてきた。
「理想」というより「野望」かな。


日常 | 21:27:10| Trackback(0)| Comments(2)
昼寝
顔や体つき、性格はまるっきしダンナに生き写しの娘だが、何故か背丈だけが似ていない。ダンナに似れば長身(大柄?)のはずなのだが、私の子供時代と同じように背の順で前から2番目辺りをキープしつづけている。
似なくてもいいところが似ているのか?それとも、もっと根本的に何か原因があるのか?

ダンナは娘の生活習慣を改善しないと背は伸びないと言い張る。
例えば、「良質タンパク質をうんと食べさせる。」
タンパク質なら任してくれ!とチーズオタクの私は胸を張って威張りたいところだが、娘はチーズが好きではないので、チーズ以外の肉や魚などで補給しなければならない。←極めて一般的であるが、私はほとんどチーズで補給しているかも。
なので、普段の佐藤家では肉や魚は娘のお皿にどっさり盛り(私の分もほとんど)せっせとタンパク質を取り込ませているのだが、効果は…。

次に、「寝る子は育つ。十分に睡眠を取らせろ。」
睡眠している間に成長ホルモンが分泌されて骨や筋肉が伸びていく?というのだ。
しかし小学校も高学年になると下校時間も遅くなる。そしてすぐにお稽古や塾に行き、帰ってきたら学校の宿題やその他もろもろの宿題を片付ける日々の中では、10時半に就寝するのが関の山。それで朝7時に起床するから、毎日だいたい8時間~8時間半。この時間で充分かどうかはわからないけれど、極端に少ないとは思えない。
が、相変わらずの身長…。

牛乳をたくさん飲ませたり、カルシウム剤を与えたり、いろいろやっているが目に見えた効果は今のところない。ここまでくればこれは私のDNAの影響なのかもと半分諦め気味(他にはほとんど似ているところがなにのに!)。
ま、私はチビだけれどそれほど損をしたという経験はないから、娘の身長が伸びることを熱望している、ということもないのだが。

「昼寝をすると、夜睡眠をとるときより多量の成長ホルモンが出るらしい」ということを聞き、夏休み中にはなるべく時間を取って昼寝をするようにと娘に推奨している。
最初は昼寝をする習慣などないのでなかなか寝ようとしなかったが、最近は昼食後には必ず眠気が襲ってくるようで、毎日のように昼寝をしている。
きっと成長ホルモンがじゃんじゃん出て、身長がずんずん伸びているはず、と2学期に入ってからの身体検査を誰よりも私が楽しみにしている。

しかし昼寝癖が9月に入っても取れなかったらどうしよう・・という心配も。

子育て | 14:30:41| Trackback(0)| Comments(6)
お留守番
ダンナは今日から石垣島へ3泊4日の旅行。
自分のHPでそのことを公開しているので、「優子さんも石垣ですか?」みたいなメールもちらほら来ます。
私は留守番です。(きっぱり)
ダンナはあくまでも仕事でこの繁忙期(飛行機の)に石垣に行くため、いくら私が暇でも飛行機&宿が取れないという理由でくっついて行くことはできなかった。

え?別に愚痴ってるわけじゃないのよ。

でもね、取材先ごとにこんな写真を送ってくるのは、どういうつもりなんだろう??
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きっと
「君たちと一緒に食べたかったよ。」ということなんだろう。(優しいね!)

美味しいお肉をたらふく食べた後に、原稿書きという大仕事があるからお世辞でも「羨ましい」とは言えない。
『食べ過ぎと多忙と酷暑で身体を壊さないようにネ!』と娘と一緒にメールを送ろうっと。
そしてせっかくだから少しでもぼぉ~とする時間を持って、癒されて帰ってきて欲しい。

日常 | 18:04:49| Trackback(0)| Comments(0)
価格破壊
スーパー激戦区の土地柄のせいか、はたまた大田市場が近いためか、日常に利用しているスーパーの野菜の安いこと!関西に住んでいる頃に比べるとずいぶん家計に優しい感じだ。

とりわけ今は夏野菜が安い。特に今年は格安のような気がする。
中でも嬉しいのは「枝豆」や「茶豆」が最近はとても安い。
枝豆は100円前後、茶豆も200円前後。

茶豆ってここ数年でよく見かけるようになった。
「だだ茶豆」(山形県鶴岡市)が有名だったが、最近は「だだ」が付かない茶豆もいろいろと出回っている。食べ比べてみてもそんなに違いはないような…。
どちらもとうもろこしのような芳ばしい(?)香りと甘みが良い!これを食べつけてしまうと、ただの枝豆には戻れなくなってしまう。

価格破壊で安く手に入る茶豆が佐藤家の食卓の定番になってしまって、最近では2袋茹でてもあっという間になくなってしまう。
ビタミンB群、Cも豊富だし、栄養価が高いので夏ばてするこの時期にはもってこいだが、聞けば大豆の赤ちゃんということで糖分、脂肪分なども豊富だそうだから、ほどほどにしないと知らぬ間に太ってしまうことに。
なんでもそうだと思うけれど、いくら身体にいいからって過ぎたるは及ばざるが如し、ってことはあるから、気をつけないと。

※関係ないけど、ずんだ餅ってどうなんだろう??(←何気に否定的)

日常 | 23:03:29| Trackback(0)| Comments(4)
干からびたチーズ効果
あまりに有名な森氏発言の「干からびたチーズ=ミモレット」についての後日談(?)的な記事がYahooトピックスに載った。

チーズファンや美味しいものが好きな人たちの間では発言の翌日辺りから、あれはミモレットだよね~、というのが合言葉のようにささやかれていたが、ちゃんとこうやって公にチーズ名をあかしてもらうと、なんだか私達チーズオタクの存在を認められたようで嬉しい。
輸入ナチュラルチーズの魅力と底力を思い知ったか!←鼻息荒い

こうやってミモレットの知名度が上がることにより、販売量もウナギ昇りになることは間違いない。
その証拠に、Yahooトピックスの記事に付随する関連サイトの中に、私のページのミモレットのページがリンクされ、その影響からか今朝からYukoCheeseNetのトップページのアクセス数が尋常ではない。
私も気づくのが遅かったので正確な数はわからないが、多分すでに5,000アクセス近く来ているようだ。

私のつたない文章でミモレットを食べてみたいなぁ、と思った人たちはきっとチーズ売場に走るはず。するとあっという間に売り切れになり、輸入元に発注がどっさり来るだろう。
少なくとも小泉首相は総理官邸にしばらくは常備するだろうな。

まだ食べたことのない人がいたら、ぜひこの機にミモレット18ヶ月以上の熟成のものをお試しあれ。

チーズ | 14:00:46| Trackback(1)| Comments(0)
山羊肉
ダンナが最近よく行っているラビラント(四の橋)に昨日初めて行った。
ダンナのしょっちゅう「昨日食べた○○は最高だった!」とか「あそこのワインはなかなかいいなぁ」とか、自慢(?)話をさんざん聞いていたので、一度行ってみたいと熱望していたのだ。

白金台に住む友人夫妻と佐藤家の会食の場所にと、私がリクエストをしてお盆真っ只中でも営業していることをチェックして、昼ご飯も控え目に、そして友人宅で勧められたビールも1杯で我慢して、まさに満を持しての訪問。

一皿の量がかなりあると聞いていたが、その通りのボリューム。そのボリュームゆえビストロっぽいイメージで紹介されているが、私としてはそうは感じなかった。
というか、ビストロって定義が最近良くわかんない。
グランメゾンという位置付けはなんとなくわかるけれど、グランメゾン以外はすべてビストロってわけではない。
虎ノ門の「プティ・トノー」とか渋谷の「コンコンブル」とかはザッツ・ビストロ(何語?)って感じはあるが、昨日のラビラントはちょっと違う。だってメインの仔羊のソースはソースペリグー(トリュフを使ったソース)だったし。←食材で決めてしまうのか??

しかしながら、肉料理の種類が面白かった。
仔羊や和牛、ブレスの鶏などはもちろんのこと、豚や仔山羊なんかもメニューにのっている。豚は最近良く見るけれど、仔山羊ってのは珍しい!
山羊好きの私はもちろんオーダーした。

山羊って「臭い」イメージが強いけれど、仔山羊なので肉自体何となく甘くて(仔羊に似ている?)喉を通った瞬間にちょっと山羊臭が立ち上る感じ。しかしながらシェーブルチーズよりかは全然クセがなくて、きっとブラインドで出したら誰でも食べれちゃうと思う。

沖縄の山羊(ヒージャー)が強烈に臭かったのは大人の山羊だったせい?
ところであの仔山羊ちゃんはどこから来たのかしら?
お店の人に聞けばよかった!←後悔

日常 | 21:33:03| Trackback(0)| Comments(0)
どうする!自由研究
気づけば娘の夏休みもあと2週間。
長い休みのはずだが、そろそろ宿題を片付けにかからないと。

って、娘は私と違い用心深い性格ゆえほとんどの宿題を終えてしまっている。我が子ながら偉いなぁ。誰に似たんだろう?ダンナもそんな性格ではないようだし。
でもひとつ「自由研究」という大物が残っているらしい。

我が家でも毎年、親掛かりでなんとか自由研究を仕上げてきた。
小学校の低学年の頃はお茶を濁した程度のお粗末なものでもそれほど恥ずかしくなかったが、小4の去年辺りから小手先の自由研究ではちょっと遜色があるなぁと感じている。

「自由研究」は9月に入ってすぐの保護者会のときに教室に展示してあるので、結構いろんなご父兄が見て「ふう~ん」って思っている。
先生に対する見栄もある。
ちなみに去年はビー玉をボンドでくっつけてシェードにしたライトスタンドを作ったが、保護者会のあと友人のママに「ずいぶん母の苦労が滲み出た作品ね~」と鋭い指摘を受けてしまった。

基本的には子どもがテーマを決めて、研究方法も決めるものなんだろうけれどこの世の中でどこの10歳児が一人で完成させることができるだろうか?
今年はどうしようかしら。。。と夏休み前から考えているがなかなかいい案が浮かばない。
今年はどうしようかしら。。。と、なんで私が悩むんだろうか??とふと我に返る。

当人は本屋に行って自由研究の提案がつまった本を立ち読みしているが、いまひとつ「これ」というものがないようだ。
でもこのまま残りの時間を使って自分で何をするかを決めるのを待とう。

響子、早く決めなさいよ~。

子育て | 15:23:59| Trackback(0)| Comments(2)
アジア飯には・・・
今日の晩御飯にトムヤムクン、ベトナム風サラダ、そして大根と豚バラ肉の煮込みアニス風味を作った。全く脈略の無い、強いて言えば「アジア的いろいろ晩御飯」とでも言おうか。
おかずがこうだと主食はどうしようかと迷ってしまったが、娘の家庭科の宿題も兼ねて白米を炊くことに。
お米の計量、研ぎ、水加減、そしてうちは炊飯器ではないので火加減と時間の管理など、説明しながら実際に手を動かすのは彼女に任せて炊かせた。
義母からいただいた魚沼産こしひかりであったためか、非常に美味しい炊き上がり。もちろん、彼女が大きな失敗をしなかったということもあるけれど。
白いご飯はアジアのおかずには難なく合う。

主食もさることながら、こういうときに何を飲もうか迷う。
ワインじゃないし、日本酒でもない。ビールは常備していないからないし、う~ん・・・と迷った挙句、料理に使ったライムが残っていることがヒントとなって「ジンを飲もう!」と思い立った。
そういえば冷蔵庫に1年以上冷やしつづけているトニックウォーターも1本残っていたし、ジンも確か酒棚にあったはず。
外で飲むことはあってもなかなか自分でジントニックを作って飲むことはしないが、これがやってみるとなかなか良い。それに辛い料理にも合うではないか。料理にあわせようと思えばジンの量を少なめにすればいいし。トニックが少し甘いのが難点だったので、今度は炭酸水を買ってきてジンライムを作ってみよう。
食事にジン、ちょっとこれからテーマにしてみてもいいかも。


日常 | 22:52:10| Trackback(0)| Comments(0)
幼なじみ
今日は娘の幼稚園時代のお友達が泊まりに来てくれた。
関西時代のお友達で、うちが先に東京に越してきてその後にお友達の家族もこちらに越してきた。
たった2年間しか同じ幼稚園に通っていなかったのだが、幼稚園時代というのは子どもの付き合いと親の付き合いがリンクしているので、家族ぐるみで仲良くしていてその付き合いは未だに続いている。

日ごろの学校や塾の友達とは違い、彼女の短い人生なりに歴史を感じるような気心の知れた付き合いをしている。

今日は夜ご飯のあとに花火をして、一緒にお風呂に入って、布団を並べて消灯時間を過ぎても布団の中で話をしているようだ。
幼児から少女に変化しつつある今、どんな話をコソコソしているのだろう。

久しぶりに会ってもすぐに意気投合し、お互いに気を使いつつも楽しく過ごしている様子を見ると、この付き合いがずっと続いてくれたらいいなぁ…と、母親として感じている。

私にも3歳の頃からの付き合いのある幼なじみがいるが、もう10年も会っていない。
同じ東京にいるのだから久しぶりに連絡してみようかなぁ。

子育て | 23:56:14| Trackback(0)| Comments(0)
メロンパン
娘は大好きなメロンパン、私はあまり好きではない。
街で買うメロンパンは上に乗っているクッキー生地はしっとりとして美味しいと思うのだが、大部分を占めるパンの部分が水分が少なくてパサパサしすぎているように感じる。食べると食べるだけ口中の水分が吸い取られる感じがしてあまり心地よくない。メロンパンとは実はそういうものではないのかもしれないが、私はそういうメロンパンしか食べたことがない。
実際にパン教室で習ったメロンパンもできた日に食べたものはしっとりとしていたが、2日目にはパサパサになっていた…。
正しいメロンパンってどんなもんなんだろう??

ところが、滞在先の軽井沢のスーパーで見つけたフジパンの「メープルメロンパン」を食べて、ちょっといいかも…と思ってしまった。たまたま3割引になっていたので見つけてしまった代物。
大き目のメロンパンの中が空洞になっていてメープルシロップが染み込んでいるのでパサつかずしっとりしている。
旅先でのスーパー巡りを趣味としているので、普段目に付かないジャンクフード的なものにも目が行くのだが、今回出合ったこのパンはなかなか良いかも。

東京に帰ってきて早速検索してみたら、結構ジャンキーなパンを好む人たちの間では話題になっているようだ。それくらいインパクトはある。
コンビニやスーパーで売っている菓子パンにしては定価168円だということだから、やはり特別感のあるものなんだろう。
製パン企業の開発競争の賜物か...

パン | 21:43:18| Trackback(0)| Comments(0)
お土産
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ガプロンチョコとカプリス・デ・デュー消しゴム

チーズの仲間たちはとても熱心な人が多い。
1年のうちに何度でも海外(しかもヨーロッパ方面)に見学?をかねて遊びに行っている。もちろんお仕事で行く場合もあるが、やはり最新情報や流行、関連情報は現場に行かなければなかなか得ることができないと思う。
私も主婦という立場でありながら、家族が理解をしてくれるので年に1度は勉強のための海外旅行を許されているが、仕事や家族の雑事などでタイミングを探るのが結構難しい。

そんな私の状況を知っている友人や先輩は旅行に行くたびに小さなお土産を持ってきてくれる。
それは日本では未輸入のチーズであったり、食品見本市で配られていたチーズに関するパンフレットであったり、訪ねた地方で日常的にチーズに添えて食べられているジャムであったり…。
現地に行かなければえられない物品で、その品物から現地の生活や営みがうかがいしれるものであると、空想の世界で自分がそこに行くことを思い浮かべられる。そして次回そこに実際に足を運ぶ前の予習にもなる。

フランスではAOCのチーズの協会や一般的な大手メーカーが作るチーズの販促グッズやおまけがたくさんある。
そういうものをちょこちょこお土産にいただき、コレクションが増えている。
けれどこれらのものはインテリアで飾らず箱にしまっているので、たまに箱をひっくり返して一人でにんまりするしか、楽しみようが無いのが悲しいところ。
しかしこういう姿こそ、真のチーズオタクなんだろう。正しき道。

チーズ | 20:35:03| Trackback(1)| Comments(0)
すごいジャンプ!
今日はロシアからチーズをわざわざ買ってきてくださった岩田守弘さんのバレエ公演を見に行った。
ガラコンサートだったので、トップダンサーたちの技のデパートで見所が満載で楽しかった。
中でも岩田さんのジャンプ力は抜群だ。
勢い、高さ、キレがあり、見ていて爽快!
あっという間の舞台だったが割れんばかりの拍手喝采だった。

バレエのことは良く分からないけれど、クラシックなバレエだけではなくて、現代風(?)の創作ダンスのような演目もあった。
創作系バレエは派手な技の披露はないものの、技術力に裏打ちされた確かな表現力で見ているものが演技に惹き込まれてしまう。また違った後味のあるバレエだった。
ひとくちにバレエといっても色々あるなぁ。

公演後楽屋口まで岩田さんに会いに行き、お土産のチーズのお礼を言った。
笑顔で「ゆうこさんにチーズを!と思って、一生懸命買って来ました」。
うれしいなぁ。こんなすごい人に気にかけてもらえるなんて有難すぎる!
岩田さん、本当にいい人だ。そしてチャーミングだなぁ。


日常 | 23:18:32| Trackback(0)| Comments(0)
謎のロシアチーズの正体
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2週間前にNHK文化センターでのチーズ講座でみなさんに試食してもらったロシア土産のチーズ。
真空パックになっていてスモークしてあるということだけがパックしたままでもうかがい知れたが、封を切ってみて驚いた!
なんと細いひも状のチーズがラーメンの麺のように玉になっていた。

ラーメンを熱湯で茹でる前のようにそのチーズをほぐしてみると、鳥の巣状態に。
無理やり引きちぎり食べてみると、しょっぱい!!
しょっぱいレベルは4くらいかな。(ちなみにペコリーノ・ロマーノはしょっぱいレベル5)←チーズオタクでないとわからない話。
そしてひも状のチーズはきっちり燻製がしてある。(私の予想では燻製液に漬けただけの燻製だと思う・・・)

みなさんの感想は「イカクンみたい・・・」。
しょっぱくて燻製香が強くてちょっとシコシコしていて、イカの燻製っぽい。これはワインじゃなくて日本酒か焼酎でしょう~という味わい。
口の中で噛み続けていると、
「あれ?私いま割きイカ食べてたっけ?」
とチーズを食べていることを忘れてしまうくらいイカっぽい。

この不思議チーズのラベルを講座に参加してくださっているIさんが持って帰って、判読してもらってきてくれた。
ロシアのチーズの正体は、
名前 チェチェール・スパゲッチ・カプチェーニ
原産国 アドゥィゲ共和国
メーカー タンボフスキー社
M.G. 45%

乳種は特に明記していないが、ラベルに牛の写真が載っているから間違いなく牛乳製だろう。
ひも状の燻製チーズだから、おそらくパスタフィラータのチーズ。
「スパゲッチ」というのはロシア語(アドゥィゲ語?)でどういう意味なんだろう?わかりやすく「スパゲッティ状」ということなのか??

Iさんは親切に「アドゥィゲ共和国」の場所もきっちりわかるように地図を用意してくれた。カスピ海と黒海の間のコーカサス地方にある小国のようだ。
グルジア、トルコに近い国で、よくよく見るとチーズ発祥の地と言われている今のイラクからも離れていない!!
トルコにもチーズの原型に近いような素朴なチーズがたくさん存在しているとのことだが、この地方もそういうチーズの宝庫なのかも。
モスクワのマーケットのチーズ屋さんは「グルジアのチーズ」をたくさん売っているらしいし。ロシアのチーズはこの辺りがメッカなのか?!

う~ん、一度検証に行ってみたいなぁ。

ちなみにロシア語(もしくはアドゥィゲ語)でチーズを「シール cbip」と言うらしい。
ふ~~~ん!! ←ただただ感心。


チーズ | 23:04:07| Trackback(0)| Comments(2)
家庭で沖縄そば
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先週の土曜日に新宿の伊勢丹で開催していた「沖縄物産展」に行った。
目的は山本彩香さんにお会いすることだったのだが、沖縄物産展に出展しているお店はなかなか面白いというか、的を得ているところが多くて楽しめた。
さすが伊勢丹!催事はいつもいい趣味をしています。

そこに私達が沖縄狂いだった頃によく訪れた沖縄そばの店「首里そば」がイートインで出展していたので、全然お腹がすいていなかったが思わず入って一杯食べてしまった。
那覇にある「首里そば」は私の中の沖縄そば店では一番好きなお店。
麺が他店と違いかんすいのために黄色っぽくなりすぎていない。ぷちっと千切れるような食感がなんとも好ましい。ラーメンっぽくもないし、うどんぽくもない、まさに「沖縄そば」という主張が麺に現れている。

そばをすすると、良く沖縄に通っていた3年~4年前のことが思い出された。朝からお腹がすいていなくても無理やり何軒も沖縄そばばかり食べたよな~、とか月桃の葉っぱでくるんだ餅がおいしかったよなぁ・・とか、忘れかけていたことが急に蘇る。
また沖縄に行って、あの空気のもとで沖縄そばを食べたいなぁ・・と思うが、なかなかタイミングに恵まれそうにも無い。

テイクアウトで麺とスープが売っていたので早速購入。
生麺で日持ちしないため2食分しか購入しなかったが、家に帰って早速作るとこれが、まぁなんと涙が出るほど沖縄の味がした。
空港で売っているお土産用のそばとは雲泥の差。
この麺だったら沖縄にしばらく行かなくてもたえられるかも。

今後取り寄せをするために製麺所の住所をチェック。
石垣市字宮良358-31 (有)琉めん食品工業 0980-86-7663
   ↑
自分の備忘録のために記す。

石垣でつくる麺って、確か八重山そば系?
ダンナの本を読んで、もう一度勉強しなおそう。

日常 | 23:37:25| Trackback(0)| Comments(0)