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秋の散歩道
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ブタクサ花粉症は辛いが、この時期の散歩は楽しい。
長い冬が終わって春の花が一斉に咲き出す頃の散歩道も素晴らしいが、
暑い夏に辟易してようやく涼しい風が心地よくなってきたなぁと実感しだすころに、
ふと道ばたに目をやると秋の花が咲いている。
春の花に比べるとアピールのしかたが大人しいのもいい感じ。

特に彼岸花。
前触れもなくある日突然にわぁっと咲いている。
ひょろりと長い茎の先にアンバランスな大きさの緋色の花が開いている様子は、
毒々しくてなんだか胸に迫るものがある。
いつものイヌの散歩道に群生しているところがあるので、ここ数日は必ずそこはゆっくりと花を愛でながら散歩をする。

昨日はちょっと違うコースを回ったところ、初めて白い彼岸花をみつけた。
赤に比べてどこか寂しげ。
毒を抜かれてしまった感じが少し哀れっぽいなぁと思うが、
白い花は凛として美しい。


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日常 | 10:20:43| Trackback(0)| Comments(0)
ついに来た!
今日は秋晴れ。朝から洗濯日和だ~、とやる気満々で家事を始めたが・・・
ベランダに出たとたんにくしゃみの嵐。
ついに来た、ブタクサ花粉。
しかもこんなに天気がいいから張り切って布団干しもしていたら、
布団のホコリでまたくしゃみ。
せっかく張り切っていた気分がどんどんしぼんで行く~

どういうわけか、スギ花粉症のように数ヶ月も続かないので毎年辛いのは
ほんの数週間(しかもその中でも天気の良い日など数日)なのだが、
花粉日和の日には何もやる気を起きないくらい頭がぼんやりしてしまう。
お天気に反比例するこの体調、なんとかしてくれ~!!!

日常 | 14:37:40| Trackback(0)| Comments(1)
飲み比べ
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秋になったなぁ~というこの季節に、無性に飲みたくなるのがアルザスのワイン。
アルザスの白ワインは春や夏よりなんとなく秋から冬にかけてがいい。
香りに華があって、酸も程良く効いていて食中酒としても楽しみやすい。
普段ひとり用の晩酌ワインにはピノ・ブランやリースリングを4日くらいかけてチビチビと飲んでいる。(←リーズナブルなものを狙って…)

先日、自宅チーズ会でアルザスの白ワインのいろんな品種の飲み比べをしてみた。
品種の飲み比べみたいなことはワイン試験以来の試みで、ゲーム性を持たせるために靴下を被せてブラインドにして写真の4本を飲み比べてみた。(左から「ピノ・ブラン」「トケイ・ピノ・グリ」「リースリング」「ミュスカ」)
今までそれほどブドウの品種を意識して飲んだことがなかったので(リースリング種以外)、全く違う風味であることはわかるものの何がなんだかサッパリわからなかった。
さすがにミュスカ種はマスカットの香りがプンプンしたので判別できたが、ピノ・グリ種とピノ・ブラン種はそれぞれ単独ではよく飲む機会がある品種であるのに「初めまして」という感じで特徴が全く掴めなかった。
まだまだ修業が足りない。

これらのワインにマンステールをはじめとするアルザスのチーズの数々を合わせてみた。
全て白ワイン、しかもワイン単体で飲むとそれほど味の強弱に違いが無かったのだが、ウオッシュタイプのチーズに合わせるとかなり色彩が変わって面白い。
私の意見ではリースリングやピノ・グリがぐっと味の奥行きが広がって美味しくなったように思う。

この4本のワイン以外に造り手が違うが「ゲヴュルツトラミネール種」のワインも一本開けた。甘~い香りとまったりとした口当たりで一番特徴がハッキリしているが、チーズとの相性は非常によいと思う。


ワイン | 22:06:15| Trackback(0)| Comments(0)
チーズのためにフランスへ
山手線のANAの車内広告。
「フランスからチーズに飛んできてもらうより、フランスに行っちゃったほうがいいんじゃない?
安いんだし。」
みたいなコピーの広告なんだけど、
だれだろう?このコピーを書いた人。
チーズのこと、わかってくれている人なんだろうなぁ。
いや、私のような人間の存在がだんだん認められてきているということなのか?
アキバ系の次はチーズ系?

あと1週間を切った私のフランス旅行。まさにチーズのためにだけに行くのだから広告を地で行っている。まさにチーズ系。
※チーズ系人間は結構多く存在しています。



チーズ | 23:08:30| Trackback(0)| Comments(0)
パーティー!
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連休中に仲間(妙齢の女性ばかり11名)とホームパーティーをした。
食いしん坊な面々で、いろんな美味しいものの情報を持っているだけではなく、料理の腕も大したものだ!
テーマに「モンラッシェ」と銘打って、白ワインばかり9本も11人で飲んだ!
モンラッシェは1本だけで(しかも村名)何となくシャルドネを持ち寄ったが、要は楽しく飲んで食べてしゃべっての会。

ちなみに以下のようなワイン。(備忘録として)
哲多草月高原 シャルドネ 2003 勝沼醸造㈱
ドメーヌラロッシュ シャブリ 2004
ダニエルバロー マコン・ヴぇルジッソン 2003
アリス・エ・オリヴィエドムール ブルゴーニュ・シトリー 2003
ヴァンサンジラルダン ムルソー プルミエクリュ 2001
ダルヴィロペラン シャサーニュモンラッシェ プルミエクリュ 2001
オリヴィエルフレーヴ サンロマン 2001
ドイツ リースリングゼクト 1987
トリンバック ゲヴェルツトラミネール 2002


面白かったのはやはり勝沼醸造のシャルドネだったかなぁ。ブドウの産地は岡山県ということだったが、香りが華やかで印象深いものだった。ブルゴーニュやその他のシャルドネとはちがって、どこかやはり「日本風」な感じが漂っていた。
それから熟成18年のリースリングのゼクトも蜂蜜のように口の中にいつまでも余韻が残る大変印象深いワインだった。かなり飲んだあとだったのでかなり酔っぱらっていたけれど、この味はしっかりしたに刻み込めた!

料理自慢の皆さんの作る料理は下手な料理店よりずっと美味しかった!
家庭料理もいいけれど、ちゃんとプロの料理教室で本格的なものを学ぶのもいいなぁと、ちょっと思ってしまった。


ワイン | 20:19:11| Trackback(0)| Comments(0)
ダフ屋に・・・
今日はさいたまスーパーアリーナで「韓流オールスターサミット」なるものが開催された。私はたまたま仕事でスーパーアリーナにあるNHK文化センターに行ったのだが、その人ごみ、熱気、オバ様たちのパワーはワイドショウで見る以上のものがあった。
よくよく調べてみると、今日のオールスターサミットには「イ・ビョンホン」とかも来るらしく、モールのついた顔写真入りのうちわと共に横断幕を持って群れになっている人々の嵐。
熟した年齢に達してもそうやって自分のアイドルを見つけて熱中できるのは羨ましい。
生身の人間でなくてチーズになんて熱を上げている場合じゃないなぁと、自分を省みたりして。

仕事が終わり、さいたま新都心の駅前を歩いていたら「チケットあるよ~」とダフ屋のおっちゃんに声をかけられた。
「私があの会場に行くようないでたちをしていますか?え?」と思わず問い返したくなるような、ちょっと心外な気分。
でも年齢的にはちょうど熱くなる年代に見られるんだろうなぁ。
一緒に歩いていた20代の若者は「私の周りには熱を上げている人なんていません!」と言い切っていたけれど、私の周りは熱を上げている人はたくさんいるし。

ちなみにチケットは正規の料金で12000~18000円だから、ダフ屋価格だとどれくらいになっていたんだろう。


日常 | 23:22:24| Trackback(0)| Comments(2)
脳みその皺の数
小5の2学期に入り、ますます受験勉強が大変になってきた。
算数はどんどん難しく複雑な単元に入っていくし、理科も身の回りのことからどんどん科学的なことや生物学的なこと、地学や物理といった学問に通じるようなことになってきた。
そして社会もいよいよ歴史を習い始めた。

歴史って小学校の頃、そして中学、高校と何度か勉強する機会があるので今では常識として知っていることや耳に馴染みのいい年号などお馴染みのものが多いが、小学校の頃は全く真っ白な状態から始めるから、「先生、何を話してるんですか~?」みたいに、最初は全く飲み込めなかったことを思い出す。

初めて聞く古代人の暮らし(まず、古代人って概念すらなかった)。
奈良時代の大宝律令とかいう律令制についても、この年頃って現代の政治の仕組みもイマイチわかっていないから、律令制なんて言われても「何?」みたいに思うだろう。

娘は毎週毎週どんどん新しいことを習ってきては、頭に刻み込んでいるのだが、歴史の3回目(奈良時代)にして「もう頭に入らない~」とか苦しみだした。
そうだよね、いくら柔軟な脳みそを持っているといっても、メモリーの容量は限られているよね。
何か消去していくしかないよね。

あぁ、もうあまり新しいことを覚える必要が無い私の脳の皺を分けてあげたいよ。その分、メモリーを増量できたらいいのにね。

子育て | 22:49:08| Trackback(0)| Comments(0)
デュアル・サイクロン
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家電の寿命は大体10年が目安とされている。
今年結婚11年目になるので、新婚当初に揃えたそろそろ家電も一巡してきている。中にはアイロンのようにあまり出番の無い家電は(←使ってよ~)まだまだ買い換える必要が無いものもあるが・・・。

家電の性能も日進月歩で、10年前に比べるとかなり進歩していることが買い換えるとわかる。
でも故障もなく使える家電を捨ててしまうというのには抵抗があるので、買い換えるのはあくまでも壊れてしまった時にしている。

ただ、5年位前に買った小振りで使いやすい掃除機の性能がどうも気にいらなくて、掃除機をかけるたびに不満に感じていた。具体的に言うと、とても吸い込みが弱いのだ。ゴミパックがゴミでいっぱいになると吸い込みにくいことがあるが、ゴミパックを新しいものに替えてすぐでもフローリングの床のチリや髪の毛を吸い残してしまう。なので掃除機を一通りかけた後に必ずクイックルワイパーをしないとならなかった。
だんだん掃除機をかけるのが嫌になって(吸わないからストレスがたまる)クイックルと雑巾がけ、とそんな掃除ばかりをしていた。

昨日、意を決してまだ使えるこの掃除機に見切りをつけ、新しい強力な掃除機を購入した。いろんな人からのお勧めで「ダイソン」のデュアルサイクロンをえらんだ。
形もさることながら、性能が素晴らしいそうだ。私の最も欲している吸引力がすごいそうだ。

早速使ってみると、モーター音の大きいこと!(←コレははっきり言ってうるさい)
でも掃除機のヘッド(?)は軽く、また良く吸い込むので掃除機がけが快感に感じる。
購入したのは「アニマルプロ」というシリーズで布団やソファーにも対応するヘッドがついていて、アレルギー対策も万全というもの。イヌの抜け毛や自分たちの髪の毛がソファーや毛布などについていてもなかなか取れなかったのが綺麗に取れるのも嬉しい。

使い込んでいってから商品の価値ってわかるものだと思うが、とりあえず掃除時の私のフラストレーションは取り除いてくれそうなので思い切って買い換えてよかったなぁと満足している。

日常 | 09:20:14| Trackback(0)| Comments(3)
ブラ
4年前の2001年9月にイタリアピエモンテ州にあるブラという小さな街で開かれた「スローフードのお祭り」に行った。
今や食に興味を持つ人ならだれでも知っている「スローフード」というムーブメント、たった4年前はあまり知られていなかった。
ちょうどその年はテーマが「チーズ」だったので、ブラの街中チーズ一色のすごいことになっていたが、マニアの私にとってはアドレナリン出まくりで、と~っても楽しい経験ができた。
今年も今日から4日間、ブラの街でチーズの大展示会が開催されているそうだ。
さすがに、今回は旅行できなかったけれど。

話が変わるが、昨日晴海のトリトンのNHK文化センターでのチーズセミナーのテーマが「ピエモンテ」だった。
4年前に1週間滞在したため、イタリアの中では一番のひいきの地域になってしまっているので、かなりじっくり細かいところまで話をしてしまった。
ピエモンテ州にはバラエティに富んだチーズやワインがたくさんあるが、その中でもスタンダードにちかい「ブラ」というチーズがある。

スローフードの発祥の街の名のついたこのチーズは、アルプスのふもとのこの街近郊で作られているチーズだが、2タイプある。
ひとつは柔らかめで熟成期間の短い「テーネロ」ともうひとつは熟成期間が長く硬い「ドゥーロ」。
昨日のセミナーでは柔らかいタイプの「テーネロ」の紹介をした。今まで何度か食べ来た中で「テーネロ」のほうが美味しいなぁと思う経験が多かったこともあったため。
講習でも「テーネロ」のほうが美味しいです・・・なんて、皆さんに紹介をしたが、今日届いたゆうこチーズクラブのチーズセットの中の「ブラ・ドゥーロ」を晩酌のワインと共にいただいた。
すると、今まで食べた中ではサイコウに美味しい!!!!

前言撤回!
ブラはテーネロもいいけれどドゥーロも良いやつに当ればすんごく美味しいです!

チーズ | 20:58:03| Trackback(0)| Comments(0)
自然の目覚まし
やっと朝晩は秋らしくなってきた。
エアコンをかけないで自然の空気を取り入れて眠ることができる。
エアコンを一晩かけて寝たときの起きた時の身体のだるさから途端に開放された。

しかし窓と寝室の扉を開けていると、また別の問題も生じる。
防犯上無用心ということもあるが、それよりなにより6時前頃から寝室でみんなと一緒に寝ているイヌが外の気配を感じてワンワン吠えまくるのだ。

早朝にイヌの散歩をする人は案外多いとみえて、その気配を敏感に感じ取るらしいが、何故あんなに必要以上に吠えるのだろうか・・・。
しかも寝ている耳元で急にやられると、心臓が縮み上がるほどドッキリする。
せっかく自然のエアコンで快適な気候だというのに・・・。

お陰でここのところ寝不足気味。←時間的には充分に寝ているが途中で起されるため不完全燃焼気味。

イヌ | 10:56:29| Trackback(0)| Comments(0)
レトルト食品の使い方
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「佐藤さんちのご飯は凝ったご飯を作っているんでしょ?」
と誤解に近いことを聞かれることがある。
料理は嫌いでないので、ふつうに食事は作っている。けれど、忙しいときとか
私が留守にしなくてはいけないときなどはお惣菜を買ってきたりするし、
冷凍食品も利用する。
ただ、レトルト食品はあまり味が好きでないので今までは避けてきていた。

レトルト食品って食後に残る独特の風味?がどうも気持ち悪く感じてしまい
カレーやスパゲッティソースなどは特に好まない。

なのに何を血迷ったか、キューピーの「あえるパスタソースたらこ」という
タラコスパゲッティをつくるレトルトを買ってしまった。
印象的なCMを聴いていたせいか、フ~っと手が伸びて買い物かごにIN。
まんまとはまってしまった・・・・。

たらことかイクラなどの魚卵類をあまり好まない夫婦なので、
多分今までタラコスパゲッティもいくらスパゲッティも作ったことが無かったが、
娘が無類の魚卵好きなのでたまには作ってみようかな、という軽い気持ちもあった。


しかし「あえるパスタソースたらこ」は、もっと素晴らしい使い道があることを発見。
パッケージの裏にこのソースを使う「タラモサラダ」の作り方が記載してあり、
試しに作ってみたらなんとも美味しい。
いつものポテトサラダでは半分飽きていたので、このタラモサラダも「アリ」だと思った。
ただ、分量通りに作ると少々塩気が強いように思うので、茹でたジャガイモの量を多めに作ればなかなか良い出来栄え。
ジャガイモだけでなく、ニンジン、キュウリなども好みで加えれば彩りもいいし。

同じシリーズの「和風きのこ」もこのソースをベースに生しいたけ、舞たけ、えのきだけなどを軽く炒めたものを混ぜると、結構おいしいきのこスパゲッティになった。

こういうレトルト品も材料とひと手間を加えると結構使えるということを発見。
今まで見向きもしなかったいろんなレトルトに挑戦したら、面白い発見があるかもしれない。


日常 | 23:14:54| Trackback(1)| Comments(4)
ポテトサラダの思い出
10年前の震災を自宅でモロに体験した。
お腹が大きかった私はぐっすりと眠っていたので幸か不幸か大きな揺れを感じなくて、地震のトラウマが全く無い。(ダンナのコラム参照くさだい)

横に眠ていたダンナの絶叫で目を覚まし、寝ぼけマナコで寝室の扉を開けるとダイニングキッチンはグチャグチャになっていた。
食器は飛び出て割れて破片が散らばり、観葉植物はぶっ倒れて土が散乱し・・・

今でも良く覚えているが、ダイニングキッチンの惨状を見ながら思ったことは
「今日の朝ご飯、大丈夫かな」ということ。
まだ朝の6時前だったし、わけわかんないくらいすごい大きな地震が起きた直後にもかかわらず、いつものように「朝食」についてをまず思い浮かべた私は、妊婦だったので自己防衛本能が働いたのか?!

地震前夜に残り野菜の処理を考えてポテトサラダを大量に作っていた。
ジャガイモはいろんな料理に使えるので常にストックしているが、キャベツやキュウリなどがちょっとだけ余ったりすると、その他のタマネギ、ニンジンなどあるものを加えてポテトサラダを良く作る。
朝ご飯にはもちろん、美味しいパンを買ったらサンドウィッチにも使えるし、生姜焼きの付け合せにも利用できるからとても便利。
ゆで卵を細かくしたものを混ぜて、マヨネーズと少量のワインビネガーで味を調えるのが私流。

さて地震発生から約1時間ほど経ち、自宅やその周辺の状況が飲み込めてきてから同じ市内に住む両親や祖父母の家のことが心配になり、車で見に行くことにした。その時に私は何を思ったかポテトサラダと食パン一斤分でサンドウィッチを作った。それを持って、親戚の様子を見に出かけた。

実家はそれほど大きな被害は無かったものの、祖父母の家は半壊。
半分崩れかけた家の中で呆然としていた祖父母のところに、「これ食べてね」と、サンドウィッチを置いてきたが、あんな状況で食べられたんだろうか?←今になって疑問に思う。

午前9時ごろ、自宅に戻ってきてグチャグチャのダイニングのソファに座ってサンドウィッチを齧った。テレビで流れている震災の大きな被害の画面が自分のことのような、また他人事のようなへんなきもちで眺めていた。

それ以来、ポテトサラダを作るとあの地震の日のことを思い出す。
急に来た非常事態。でも妙に冷静にいつもの朝と同じように行動しようとしていた自分は、火事などが起こったときに逃げ遅れるタイプの人間らしい。鈍感というか、危機であることを脳が認めないというそういう性質がある。
用心深いダンナや娘が頼りだ。

日常 | 12:22:14| Trackback(0)| Comments(0)
今どきの学校説明会
「6年生になる前に気になる学校の見学には行っておいたほうがいい」と先輩ママから聞いていたので、遅ればせながら最近いろいろと女子校巡りをしている。早い家庭は小4から子どもと共にいろんな学校の運動会や学園祭などに出かけて学校の雰囲気などをチェックしているらしい。
私が育った関西とは違い、関東(東京)にはた~くさん私学があるのでとても絞りきれないし、知らない学校のほうが多い。手当たり次第、学校訪問をするほど時間も体力も無い。

電話帳のように分厚い中学受験案内本をめくり、自宅から1時間以内、乗り換えが少ない、宗教がある、など自分の希望の条件に合った学校を選んでみる。そして子供の頃からの関東人の義母にそれらの学校のイメージなどを聞いてみて(現代とではかなりイメージも変っているとのことだが…)またいくつかに絞り込む。そして、何よりわが娘の成績を鑑みて「ここなら」というような学校をまた絞り込む。
先に何校か学校見学に行っている友人の印象なども参考に、これまでに3校の学校の説明会に出かけていった。(うち2校は娘も同伴)

どの学校の説明会も充実していて子どもにも別メニューで体験授業があったり校内見学会がくっついていたりしている。
大手の学習塾と提携してその塾の保護者のみが参加できる学校説明会もある。
当然といえば当然だが、どの学校の説明もわかりやすく「なんだか良さそうな学校だ」と思わせるようなPR振り。

私はすっかりそれに翻弄され、「どの学校もいいわぁ」という感想しかもてない頼りない親だ。
同行する娘も「私もあの学校もこの学校も両方いいなぁ。」とプラスのイメージしかインプリントされていないようだ。
今後あと数校回る予定だが、このままでいくとますます混乱を極めてしまいそう。

あと1年ちょっとでちゃんと志望校を絞り込めるだろうか。心配。

子育て | 23:18:34| Trackback(0)| Comments(0)
念願かなって!
この夏に佐藤家の家族3人でフランス旅行をする予定がぽしゃってしまったので、一時期はすっかり腐っていたのだが、来月にフランスに旅行することになった!残念ながら家族と一緒ではなく、単独(もちろんツアーには参加するが)での旅行。
飛行機のチケットを手配してそれも今日届いた。
ウキウキする一方で心配事も。

出発の前日が小学校の運動会なのだ。
雨天延期になった場合は旅行中に運動会が行われることになる。
「運動会」が平日になってしまった場合、父親はともかくやはり母親は見に行ってやらなきゃかわいそうかなぁ。今年までは当然見に行っていたわけだから、もしそういうことになってしまったら申し訳ない気がする。
でも、母親も仕事を持っている場合は、両親とも見に行かないのだろうから、そういうこともアリかしら・…。

ともかく雨が降らないことを祈る。



日常 | 23:03:30| Trackback(0)| Comments(3)
純粋な音楽性
よく幼児が描く絵って、抽象的だったり遠近感がまるで無かったりするけれど味があったり、何に感動して絵にしているかがわかりやすかったりする。結局、絵は技巧も大切だけれど、描き手の心の動きや気持ちを映し出すことが大切だから、幼児の描く絵はある意味純粋で技巧で目先をだまくらかさないのでストレートで感動するのかもしれない。
人間は成長すると欲が大きくなり、また体裁を気にするようになるから「かっこ良く」「人にわかり易いように」という邪推が備わってきてしまう。

これって絵だけじゃなくて、音楽にもいえることだと思う。
娘は先日モーツアルトのピアノソナタを課題にもらってきた。
モーツアルトのソナタは決してマスターするのには容易な曲ではないけれど、メロディーラインは美しいしわかり易い。譜読みもそれほど困難ではない。
でもピアノを大学まで勉強してきたものにとっては「モーツアルトは難しいし弾きこなすのは大変」とみんな思っている。
一見簡単にみえても(聴こえても)、天衣無縫な作曲家の意図するような曲にするには意外に骨を折る。
常に「モーツアルトらしい音」とか「モーツアルトらしいフレージング」とかを作為的に作りながら弾かないといけない。(少なくとも私はそう練習していた)

でも10歳の娘はモーツアルトに対しての知識が少ないため、純粋に自分が感じたように楽しそうに楽曲を弾いている。
それがモーツアルトらしい音色かどうかは別として、自分が感じたままに素直に音に表現している姿を見ると、「こういう気持ちを大人になっても忘れないでいてほしいなぁ」と思ってしまう。
何も作為しないで、自分の中から感じることを表現できて、それが「快感」に思えるようなそんな音楽家に育ってくれたら、私は言うことはないよ。

子育て | 22:23:58| Trackback(0)| Comments(0)
シェリーっていいよね~
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大好きなシェリーと相性抜群のマンチェゴ

ワインでありながらちょっと日陰な存在のシェリーって意外とファンが少ないように思う。
ワインは大好きで勉強もしてます~って人も、「シェリーはあんまり飲まないんですよね」という声をよく聞く。
ポートのように甘いと飲む場面も少ないからうなずけるが、シェリーはもっともっと広く愛飲されてもいいように思う!

特に私は夏には必ず冷蔵庫に常備している。もちろんサクっと飲むためにフィノタイプを。
暑い暑い~、といいながら晩ご飯の準備がすんでとりあえずいっぱい喉を潤そうというときには、シェリーが何とも美味しい。ビールが苦手な私にとっての「とりあえず」の飲み物。
シェリーってハード系のチーズにはすごく良く合う。コンテやエメンタール、そしてマンチェゴなどをスライスしてつまみにしながら、食事の前にちょこっと食べる。至福のひととき。
そして食事に移っても、お醤油ベースの和食にも中華風のおかずにも結構馴染みが良い。
そういえば紹興酒のようなヒネ香がシェリーにはあるから、アジアの食卓でも良いのかもしれない。

もう少し季節が進んで秋から冬になれば、フィノよりはアモンティリャードのほうが美味しくなる。少し味の濃い家庭料理に私は平気で合わせてしまう。
チーズも旨みの強い(熟成期間が長い)ハードタイプにするととってもいい感じ。

あ~、早く秋にならないかなぁ。暑いのはもう飽きたぞ~!!


ワイン | 22:33:56| Trackback(1)| Comments(0)
夜の散歩
今日は昼前から仕事に出かけて、帰宅したのが19時。それからご飯を作って家族でテレビを見ながら食事を終えて片付けをし終わったら21時半。やれやれ、娘の勉強でも見ようかな・・・と思ったら、まだ今日はイヌの散歩に行っていないということが判明。
土曜日だし誰かが行っているだろう、と思っていたが誰もがそれぞれに忙しかったらしく、そんな余裕が無かったみたい。

散歩は毎日の日課で雨が降ろうが槍が降ろうが必ずしているので、今日はパスというわけにはいかない。
でももう夜で暗いから、私一人で行くのはちょっと嫌だなぁと思い、ダンナについて来てもらうことにした。そうしたら娘も一人で留守番は嫌だからついて行く、といい結局3人+イヌのフルメンバーで散歩に出かけることに。

みんな、疲れていたりまだ遣り残している作業や勉強があるのにこんな夜遅くにゾロゾロと連れ立っていくのは効率がよくないなぁ、と思いつつもほとんど無言でさっさと歩くこと30分。汗だくになって家に帰ってきた。

誰か一人に負担をかけるのではなく、みんなで責任を果たせたから非効率でもま、いいか。

イヌ | 22:44:27| Trackback(0)| Comments(0)
果物アレルギー
いろんな果物がある中で、夏から秋にかけてのこの時期の「アップルマンゴー」と「桃」と「梨」が一番好きだ。前の2つはそろそろ旬が終わりかけているが、「幸水」や「豊水」など梨は瑞々しい今が一番美味しい。

娘はと~っても「桃」が好きだったが3年前くらいから突然食べられなくなった。食べると喉(食道)が痒くなり、痒くて痒くて仕方が無いのだが直接掻く事ができず、首(すなわち外側から)カリカリと掻きむしりもだえ苦しむことになってしまう。毎年、その年初めて桃を食べる時に「今年は大丈夫かもしれない・・・」と思って、少し口にするがあまりの美味しさに次々と食べてしまい、いつものように苦しむことになる。今年もやってしまった。そして、それに懲りてその年は二度と桃を口にすることはない。本当は好きで好きでたまらないからかわいそうだ。

私の母はリンゴを食べると喉がイガイガするといって全く食べられない。
私はと言えば、枇杷を2個以上食べると口の周りがぷっくり腫れてしまうので、食べるのを控えなくてはならない。それほど好きな果物でもないので別に一生食べなくてもいいけれど。
それとメロンを食べると必ず胃が痛くなる。その症状はちょっとの果汁を飲んだだけでも起きる。

食物アレルギーといえば何となく卵とか小麦、蕎麦、牛乳などタンパク質が原因物質となって引き起こされると思い込んでいたが、果物も同じようにタンパク質が原因なんだろうか??ふと思い立って、果物にアレルゲンがあるのかどうかをネットで調べてみた。
すると原因物質については調べきれなかったが面白いサイトを発見。

果物と野菜でアレルギー症状を起す人は花粉症である可能性が高い、というもの。
例えばスギ・ヒノキ花粉症の人はトマトでアレルギー症状を起しやすい体質らしい。
そして桃などのバラ科の果物(リンゴ、梨、イチゴ)はシラカバ花粉症の人がアレルギー症状を起しやすいそうだ。な~るほど。北海道や高原地域にすんでいる人でなければ症状が出ないシラカバ花粉症、娘はそういうところに住むべからず・・・・ってことなんだわ。

そしてメロンもありました。メロンはブタクサ花粉症。
ピンポーン!!!
私は9月末頃~10月にかけていつも花粉症のような症状が出ている。特に何が原因かを調べてみたことが無いけれど勝手に「ブタクサ」にやられているに違いないと思っていたが、その予想は見事的中していたということがここで証明された。
メロンの他にスイカとかキュウリとか要はウリ科の食べ物を注意しないといけないらしい。な~るほど。

美味しいナシがそろそろおしまいかなぁ・・・という季節から一転、ブタクサ花粉に悩む季節がもうすぐやってくる。

日常 | 20:12:41| Trackback(0)| Comments(3)