投稿日:2005-12-19 Mon
今日も寒い!真昼間の一番お日様が高いときを狙ってイヌの散歩に行く。日差しは眩しいが強い北風が耳がちぎれそうに冷たい。
そんな寒さを吹き飛ばすためにかなり速歩で散歩をしていたら、道端でおばあさんがまるでスーパーの店員に捜している商品でも聞くかのように「ちょっと、お姉さん、ここはどこ?」と私を引きとめた。
「私は二葉四丁目に行きたいんだけれど、どこかしらね?」と申し訳なさそうでもなく当たり前のように聞いてくる。
「フタバ四丁目?ですか?」聞きなれない地名(少なくとも私の住んでいるエリアではない)を突然尋ねられしばし考えていると、
「品川の二葉四丁目だよ。」とおばあさん。
あぁ、そう言えば大井町からちょっと行ったところにそんな地名があったっけ。でもその地名は現場とは検討違いの方面だし、簡単にそこへの道順を告げることができない。
「バスに乗ってたらこんなところで降ろされちゃって、迷子になっちゃったのよ。」
「おばあさんは、どこから何処行きのバスに乗ったんですか?」と逆に質問をしてみるが、全く要領を得ない返答しか戻ってこない。おばあさん、少しボケかけているようで、まるで小さい子に話し掛けるように話を進めないと会話が成り立たない。
こんなおばあさんが目的地に行くにはどうしたら良いのか・・・・。
目的地(どうやらそこはおばあさんの自宅のようで、延々と自宅の間取りの説明をはじめてしまった・・・)までは、バスを乗り継ぐかバスと電車を使うかしないとたどり着けないけれど、説明をしても何処まで理解できるだろうか?
取りあえず最寄のJRの駅に行くことが一番近道かと思い、駅行きのバス停まで連れて行く。そこでバスを待ちながらおばあさんに、
「ここから、○○駅までバスに乗って、そこでまた帰り方を誰かに尋ねてね。」と何度も念を押したのだが、バスが到着して乗り込むときには、
「このバスで二葉四丁目まで乗るんだわね。」とか言い出してしまった。
心配だ・・・・
ということで、バスの運転手さんに「おばあさんは○○駅まで乗りますので、着いたら声をかけてあげてください。」と一応頼んでおいた。
本当なら私もバスに乗り込みたいくらい。
今頃無事に自宅に着いているだろうか。
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投稿日:2005-12-12 Mon
先日仕事で大阪に向かう空港でのこと。飛行機内に危険物を持ち込まぬよう、いつものようにチェックを受けるため列に並んだ。出発便が多い時間帯のためか長めの行列になっていた。最近は特にチェックが厳しいとみえて、靴とかの金属にも反応しやすくなっているらしく何人も靴を脱いで再チェックを受けるので余計に時間がかかってしまうようだった。
列に並び順番を待ちながら、ライターやナイフ、はさみなどは持ち込みが出来ないばかりか没収なんだ・・・と注意書きを目にしながら再認識。
タバコも吸わないし日帰り出張だから化粧ポーチに小さなハサミは入れていないし、と自分の持ち物も念の為頭の中で確認。
で、私の順番が回ってきてカバンを渡して、私はアーチ型の検知器をくぐる。
「ピー」って鳴った。
あれれ?でも私自身の身体ではなくて、どうやら私のカバンが検知器反応したらしい。
「何か、ナイフとかハサミとかお持ちですか?」と尋ねられるが、心当たりがない。もう一度検知器を通してみると再びアウト。
中を調べるということでカバンを開いてみると、ポケットの部分に折たたみ式のライオールナイフが入っていた。
しまった!いつも仕事に行く時に出先でチーズを急に切ることもあるかと予備のために持っていくナイフを入れたままで来てしまったんだ。と、今頃気づく。
『没収される・・・どうしよう、このナイフ、と~っても高いのに!大枚はたいて初めてフランスに行った8年前に買ったのに!泣)』
と、もう頭の中は混乱状態。かなりパニクっている。
「私はチーズのセミナーを定期的にやる仕事をしていて・・・」などと、かなり意味不明なことを混乱したままでパクパク言いつづけていると
『警視庁』と書いてある制服を着た人(たぶん警視庁の人=警察官)がやってきて
警:「これはあなたのものですか?」
私:「はい。私、仕事でよく使うもので。今日は間違えて持ってきてしまいました。」(名刺を見せつつ弁解)
警:「これ、機内に持ち込めないんですよ。銃刀法にひっかかるのでね。」(定規をつかって歯の長さを測る)
私:「その通りですね。でもそのナイフ、とても大切にしているので何とか羽田で預かってもらえませんか?」(哀願)
空港職員:「いつお帰りですか?」
私:「今日です。今日の夜に羽田に戻ります。」
空港職員:「ではお預かりします。」
ということで、没収は免れた。
でも警官がいきなり出てきて、銃刀法とか言い出すからとてもビビった。
決して小さいとはいえない折りたたみ式のナイフを日常的に持ち歩いている私は、実は「銃刀法」に触れるギリギリなんだろうか?
という新たな疑問も湧いてきた。
投稿日:2005-12-09 Fri
固いチーズはアミノ酸の塊。アミノ酸が全て旨み成分を持つわけではないが、グルタミン酸ソーダをたくさん含んでいる長期熟成タイプのチーズは少量かじるだけで口の中で幸せが弾けるように広がる。
硬質タイプのチーズ(ハードチーズ)を購入すると、結構外皮の部分が分厚くなっていて歯が立たないくらい固かったり、食べても美味しく無かったりすることがあり、結構廃棄部分が多くて不経済だなぁと思うことがしばしばある。ハードタイプのチーズは必ず数種類は冷蔵庫にストックしているので、知らぬ間に外皮ばかりがゴロゴロと残っているなんてこともある。
今日はその残り物の外皮だけになってしまったチーズを一斉に始末をしてしまおうと、ポトフを作った。
ポトフといっても家にあるソーセージだとか安売りをしていた鶏モモ肉と、ジャガイモ、カブ、ブロッコリーの固いところ(茎)、ニンジン、たまねぎ、キャベツの芯に近い部分、などなど残り物を集めて大きなお鍋に放り込んでひたひたの水とコンソメキューブを入れて2時間弱煮込んだだけ。
そこに外皮だけのチーズも投入するのだ。
今日はペコリーノ・ロマーノ、エメンタール、コンテ、パルミジャーノなどなど味が出そうな外皮をたくさん放り込んだ。
ペコリーノ(羊のチーズ)はさすがに火にかけるとにおいが出て(まるで羊肉のように)、なんともいえない野趣あふれるポトフに仕上がった。
コンソメキューブだけではこの味わいには到達できないだろう。
寒い日はこういう豊かな味わいのポトフはいいねぇ。(簡単だし)
投稿日:2005-12-08 Thu
ダンナの帰宅は午前様になることが多い。食卓には冷めてしまった晩御飯、お風呂も追い炊きできるような状態にしておいて、私は一人ぽつんと帰りを待つ・・・。
なんてことは、していない。
ちゃんと「今日は遅くなるからご飯もお風呂も要らないよ~」って連絡をしてくれるので、ご主人様のお出迎えはイヌに任せて先に休ませてもらっている。
え?それは妻としてあるまじき行為?←そうおっしゃる方もいるでしょう。
我が家では残業、出張、飲み会が多いダンナは「待っていられると気が重いから、適当に寝ておいて」と言ってくれている。
なので私はお言葉に甘えて、帰宅を待たずに休ませて貰って翌朝はバッチリ美味しい朝ご飯を作ってあげるという方針。
夕べもCM撮影の現場に立ち会うから午前様になるという連絡を早々に受けていたので、夕食後は娘のお勉強に付き合った。
学校の宿題と塾の復習を切りの良いところまでやったら11時をまわっていた。グズグズしてたわけではないがすっかり遅くなってしまったので慌てて寝床に着かせた。
10歳の子どもにこんな夜遅くまで勉強させていて良いのだろうかと悩んでしまう。他所のお子さんもこんなに勉強させて受験に挑むのだろうか?というか、受験をするにはこれくらいのことは当然なのだろうか?
ダンナに言わせれば、睡眠時間が少ないから脳も身体も発達しない。
私もそう思うよ。でも、現実問題、課題を目の前にしていたら何処で線を引けばいいのか難しい。
今朝の朝ご飯のとき、夕べのCM撮影の時の様子を話してくれた。今日から始る新しいプロジェクト?に関連するCMで(昔のオニャンコクラブ的な素人アイドル軍団が結成されたらしい)、そのアイドル軍団の中には11歳の小学生もいるとのこと(!)。
昨日のCM撮りにはその11歳の子も最後まできっちり参加したそうだ。深夜までの仕事をちゃんとしたということだ。
余計なお世話だけれど、その子、今日はちゃんと学校に登校できるんだろうか?それともしばらくは仕事を優先して学校は休むんだろうか?
結局、何はして良くて、なにはしてはいけない、なんてこと法律に引っ掛からない限りそれぞれが決めることなんだ。
まだ10歳や11歳ぽっちの子どもの行動については、子ども自身では決められないから保護者である親が判断してやらなければならない。
今は「これをさせるべき」と思えば、まわりの目も気にせずサポートしていく断固たる姿勢を親は持つべき。また「これ以上はさせてはいけない」というラインも定めることも大切。
話が飛ぶが、うちでは「ゲーセンのプリクラは子どもたちだけで行ってもいいが(ゲームはしない約束)、マクドナルドは子ども達だけではダメ」ということを先日娘に対して明らかにしたところ。今のところの線引きはその辺りということ。
投稿日:2005-12-06 Tue
最近、私と娘がはまっていること。それは「板チョコの食べ比べ」。
チョコレートを食べると脳の活動が活発化して試験や本番の1時間前に食べると頭が冴えまくるというのだ。
そんな話をきいたものだから、週に1回の試験の前には必ずチョコレートを食べて行くようにしている。(本当に効いているのかどうかは怪しいが)
これまではチョコレートは貰うの専門だったが、この頃は日常的に買い求めるようになった。特に何も考えないで売っているただの板チョコ(国産のメーカーのもの)を適当に買ってきてたが、メーカーに寄って、あるいは銘柄に寄って全然違っていることに母子で気づいて、最近では同時にいろんなメーカーのものを購入しては食べ比べなんかしてしまっている。
改めていろいろと食べてみると結構国産メーカーでもビター系のものは美味しいなぁと感動するものがある。ゆっくり口の中で溶かしていくと、いつまでもチョコレートの余韻や香りが楽しめて、癒し効果もあるような気がする。
娘はお子ちゃまらしくミルク系のものを好んでいるようだ。しかも溶かすのではなくて噛み砕いて食べるほうがいいみたい。
そんなこんなで、いろいろ味わいながら食べ比べを楽しんでいるのだ。
ところが、最近、母娘共にお腹周りが豊かに・・・。
お風呂の中でお互いに「軽くヤバイよね~」と言いながらも、しばらくはこのブームは続きそう。
投稿日:2005-12-02 Fri
朝いつものように目覚め、家族の食事を作り、洗濯をし、ゴミ出しをし・・・と日常が始りつつあったとき「あれ?なんだかへんだぞ?」と気づいたことが。超ド近眼の私は朝起きたらまず眼鏡をかけないと布団から出ることができない。
なのに、鏡に写る歯をみがいている私は眼鏡をかけていない。
眼鏡をかけていないのに洗面所にある歯磨き粉の銘柄がくっきりと見える。
「あれ?私起きてからコンタクトレンズを付けたっけ?」
ボケ老人じゃないけれど、朝起きてからの私自身の行動が良くわからなくなってしまった。
起きてキッチンに来て、まずお湯を沸かして、味噌汁を温めて・・・と自分の行動を1から順に思い出してみる。←こういう行動が老人くさい。
その時には眼鏡はかけていなかったよなぁ。
そうだ、今朝は眼鏡が枕もとになかったなぁ・・・
え?それじゃ、夕べは寝る直前には眼鏡をかけていなかったって事?
あ”~!! コンタクトしたまま寝ちゃったんだ~~!
昼間の1時間程度の昼寝ならコンタクトしたまま寝ることはあるが、一晩まるまる装着して寝てしまったことはコンタクト歴20数年間で初めて。
取り忘れて眠ってしまったら目が乾いたてゴロゴロと異物感でも出そうなものなのに、今朝は全くそんな症状もなく目も充血していなかった。案外だいじょうぶなもんなんだ。
毎日コンタクトを装着したり外したりという作業は慣れると大した手間ではないが、小さなレンズを不注意でなくしてしまったり壊してしまったとたん、いきなり不自由になる。
家の中ならまだ良いが出先だったりすると、私はハンディーキャッパーなんだということに気づかされる。
視力は眼鏡やコンタクトレンズで矯正するのが常識だけれど、私の友人がレイシックという近眼を治す(?)手術をして、裸眼視力が1.2以上に回復した。
目の手術ときくとなんだか怖い気もするが、実際に成功している友人の話では良い事ずくめのようだ。
なんていっても器具によって視力を矯正しなくていいようになったことが身軽で快適らしい。
片眼数十万円の手術だそうだが、やる価値はありそうだなぁ・・と、心はかなり動いている。もうすぐボーナスだし、積み立てよーかな。
(まずはボーナスの使い道について夫婦で予算案を出し合わないと。)
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