fc2ブログ
モンドール・ポット
20060221141238.jpeg

チーズのビギナー向けのセミナー講師を担当することがある。
3年位前には
「カマンベール、ゴルゴンゾーラ、ロックフォールなんて名前を知っていたら、『ん?この人チーズ知ってるな』って思われますよ~」
なんてことを言っていたが、最近では
「秋になったら『今年のモンドール食べた?』なんて言えば、もうあなたはチーズ通!」
という調子のいいことをお話ししている。

『モンドール』はすっかり日本で定番のチーズになった(と、思う)。
切り分けるのではなく、木の枠のままトロトロに熟成したチーズをスプーンですくってパンに塗りたくって食べるのもちょっとイケてる。←そうでもないか?
匂いのわりには穏やかで優しい味はフルーティーな赤ワインにとても合う。トロトロした感じやクセのある匂いが「通」っぽい。

セミナーでこのチーズを紹介するときには通常の食べ方のほか、「焼きモンドール」の紹介も必ずするようにしている。
これはモンドールに白ワインを少し注いで枠ごとオーブンで焼いて(温めて?)熱々トロトロを食べる料理。
ただ注意しないといけないのは木枠ごと200度のオーブンに入れると木枠が燃えてしまって、オーブンの中が火事になってしまう。
あらかじめ木枠を水で湿らせてから、さらにアルミホイルなどで覆いをしてオーブンに入れないといけない。

先日お土産で「焼きモンドール」用のポット(?)をいただいた。
この陶器にモンドールを枠ごと入れて200度のオーブンで焼くと、火事にならないばかりか焼きあがってそのまま食卓に出してもサマになる。
日本ではまだ見かけたことがないし、昨年秋にパリに行ったときにもモンドールは売っていたけど、ポットは売っていなかった。
これから流行るのかな?

スポンサーサイト



チーズ | 14:15:42| Trackback(0)| Comments(3)
鳥インフルエンザが…
最近のちょっと風邪をひいたりすると
「ひょっとして、鳥インフルエンザ?」とか言われたりする。
普通のインフルエンザを通り越して「鳥インフルエンザ?」なんていうフレーズが出てくるのは、さすがにCPA関係(しかもグルメ系出版社のSさんが言ったりする)だなぁ。

先日、ブルゴーニュ旅行で大変お世話になったボーヌで和食店をされているSachikoさんご夫妻が帰省されていて、一緒に食事をした。そのときにも話で出ていた「鳥インフルエンザ」。
イタリアやギリシャで感染した鳥が見つかった、という話題をしていたところでついにフランスでも野生の鴨への感染が確認されたとか。

考えようによっては遠いヨーロッパでのことなのですぐに私たちの生活に影響があるというものではないが、それでも日本のフランス料理店のメニューから「フランス産鴨」とか「ブレス鶏」とかが無くなってしまうことになったらちょっと嫌だなぁ、、と少し思っていたが、家禽類については予防接種をするから一応安心ということらしい。
でもジビエはダメになるんだろうな。
アメリカ産輸入牛肉より私にとっては身近な問題だ。


食べ物 | 23:50:56| Trackback(0)| Comments(0)
ついに見つけた。エルピラール!
20060216233138.jpeg



なんちゃってショコラー(チョコレート・ラヴァーのこと)の私は、すっかり国産チョコにはまっている。
最近期限限定のチョコがロッテから出たということでゲットするためにコンビニ、スーパーに行くたびに必ずチョコレートの売り場を探しているがなかなか見つからない。
で先日やっと駅前のコンビニで見つけた。
あまりにうれしかったから(というより、他ではなかなか見つけられないので)店頭に出ているものをすべて買ってしまった!(大人買い)

このチョコは高級なカカオ豆の産地である南米のベネズエラ産、しかも「エル・ピラール豆」(おそらく産地の名前がついているのでしょう)という産地限定カカオで作った その名も『産地限定カカオ2006<エル・ピラール>』というもの。
カカオ分70%で、「コクとキレのハイビター」という冠までついている。
ロッテのサイトを見てみると、まじりっけ無しのシングル(単一)の豆で作った本当にこだわったチョコらしい。

早速試食。
確かにビターだ!
でもカカオ分99%の輸入チョコに比べるとまだまだミルクっぽい。(とーぜん)美味しい!
しかし、所詮なんちゃってショコラーだから、このチョコが素晴らしいのかクオリティーが高いのかとかはわからない。
ただ、さすが「マイクログラインド製法」を誇るロッテ社のチョコだけあり口どけが滑らか。
ゆっくり口の中で溶かして、鼻に抜けるカカオの香りでうっとり&リラックスできました。

中部以西では同じシリーズで 『産地限定カカオ2006<ビンセス>』ってのを売り出しているらしい。こちらはエクアドル産のシングルビーンズで作っているらしい。
今度仕事で関西に行った際に、是非購入してこないと!


食べ物 | 23:33:15| Trackback(0)| Comments(0)
居酒屋のワイン
日本のフレンチレストランやビストロに行きワインをボトルでオーダーすると、最初に一口だけテイスティングをさせてくれる。
ワインの健康状態を確認する作業で、格式の高いレストランならいざ知らず、気楽なレストランではほんの形式程度なこと。
ワインを良く知らない人にとっては「慣れていないことを知られたくない」という気持ちが働いてしまうので、とても面倒な嫌な作業かもしれない。

私も何度もそういう場面を経験していて、お店のサービスの人が持ってきてくれたワインをテイスティングすることがあるが、一度として不都合なことなどないので、こんなこといちいちしなくてもいいのに・・・・と内心ではちょっと思っている。

しかし先日、ボトルで頼んだワインの味がちょっとおかしかった。
その店はホストテイスティングという手続きをとらないとても気楽なワイン居酒屋なのだが、みんなにワインを注いで飲んでみると「雑巾」っぽい匂いが強くて、明らかにブショネ(コルクの異常でワインの質が劣化している状態)ということがわかった。
すぐにワインの状態が悪いということを伝えて、お店の人にも飲んでもらって取り替えて欲しいと要求した。
お店の人も「う~ん、ギリギリですね~」とか言いながらも、快く新しいボトルを抜栓してくれておかげで美味しいワインを楽しむことができた。(←ギリギリってことはないと思うけど・・・)

うちに帰ってきてダンナに「珍しくブショネのワインに当たっちゃって、交換してもらったんだ」と報告すると
「気楽にワインを楽しむお店(ワイン代にあまり利益を上乗せしているとは思えない店)の安いワインなんだから、状態が悪いということで交換するなんてナンセンスだ」と言われてしまった。
そんなもんなんだろうか?
ワインの価格帯を低く設定している店(しかもホストテイスティングをしないような店)は一般的に交換はしないものなのか?
居酒屋で瓶ビールがぬるくても「仕方ないよね~こんな店だもの」って目をつぶってしまうように、ブショネで文句言っちゃいけなかったのかな?

とは言いつつも、店売り価格が1本4000円くらいするワインだから私は取り替えてもらうのは妥当なことだと思っている。

ワイン | 16:01:06| Trackback(0)| Comments(1)
煮込みを食べに
東京三大煮込み ってのがあるらしい。
http://taidan.seesaa.net/article/12506799.html

家庭ではモツ煮込みってメニューはあまり作らない。
居酒屋ならではのメニューだが、わざわざ「煮込み」が食べたいからあの店に行こう、ってメニューでもないような気がするが、「三大煮込み」とか言われちゃぁ行ってみますか、ってことになり予約の取りにくいある店に行った。
18時までに全員揃うことを条件に予約が取れ、仕事を持つ人は「早退」までして店に駆けつけた。
(とは言っても私たちのグループは18時過ぎでないと全員が揃わなかったが、特に問題視されなかった。)

このお店、居酒屋さんではあるが気の利いたワインが何種類か揃っていて、煮込みをワインで食べられるというコンセプトが面白い。
そのコンセプトに賛同し、わたしはビールを頼まずいきなりリースリングを。リースリング好きの私はアルザスグランクリュを居酒屋で飲めるとは思わなかったので、スタートからかなり好印象を持った。
「モツ煮込み、たまご入り」を早速頼みリースリングといただく。
う~ん、リースリングにはちょっと合わなかったかなぁ・・・。

その後ワインもシラー、ジンファンデルとガテン系?のものに移行し(ガテン系といってもかなり洗練されたいいものだった)、名物のトン焼きをいただく。飲んでいる赤ワインとも良くあって美味しい美味しい。
この店のコンセプトにどっぷりつかり、すっかり満足してしまった。
店が近ければしょっちゅう通いたいなぁ。←遠いから通えない。

まぁ、「煮込み」というメニューでいえば本当に場末の居酒屋の雰囲気満載の「大山酒場」の煮込みも結構良かったなぁ。こっちの店なら通える距離だ。(煮込み以外のメニューが弱すぎるが・・・)

食べ物 | 23:07:35| Trackback(0)| Comments(0)
やっと咲いた!
20060203225543.jpeg

「梅みち」と勝手に名づけているいつもの散歩道の梅がようやくほころびだした。
道沿いに何十本も梅の木が植わっているので、例年気の早い梅はお正月を過ぎた頃からひとつふたつ咲いたりしているのだが、今年はよほど寒いと見えて年が変わった頃には蕾すらつけていなかった。

1月末頃からちょっとずつ蕾をつけている木が目立ち始め、今日の散歩で花を咲かせている木を発見。
やっと咲いたか!
立春前日の今日、ぽかぽか陽気になった昼下がりに小さな梅の花を見て和んでしまった。
やっぱ春を告げる花は「桜」じゃなくて「梅」でしょう。
このまま春になってくれたらいいのに・・・。


日常 | 22:57:37| Trackback(0)| Comments(0)
1年後
今日は関東(東京や神奈川)での中学入試がスタートする日。
娘はインフルエンザの高熱の峠も越えて平熱にはなっているがまだ通学を許されない身分なので、リビングでパジャマのままテレビを見ている。
来年の今日のことを思うとなんて暢気な平和な時間を送っているんだろうと思ってしまう。
あと1年か~。

来週から塾は新6年生のカリキュラムに入る。
新しいテキストをもらったので、娘と油性ペンで名前を記入しながら理科や算数の内容をパラパラ見てみると・・・
まだまだ急な坂道が続きそう。
あと1年も続くのか~。

「あの時間は短かったなぁ」と後から振り返るときっと思うのだろうけれど、まだ予測がつかない今の時点ではあと1年はとてつもなく長くて遠い時間のような気もする。
子どもより母親の私が予想以上に(いや、ダンナに言わせれば想定内)、渦に入り込んでしまってクルクル回っている。
あと1年も子どもとともに泳ぎ続けて、ともに目標を見失わないよう、そして溺れないように泳ぎ続けなければ。
できれば「楽しんで」泳げるように適当に力を抜かないと、ね。


子育て | 13:54:51| Trackback(0)| Comments(3)