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古酒ってすごい
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昨日は三十○歳の誕生日。(←大々的にダンナが生まれ年を公表しているから隠す必要もないのだが…)
半年も前からレストランを予約して、私の生まれ年のワインをキープしてくれていた。結婚してからこんなに手厚く誕生日を祝ってもらったのは初めてかも。
結婚一年目の誕生日(震災前日)はまだワインや美味しいものにそれほど目覚めていなかったこともあり普通に外食した程度だったし、その翌年からは子連れになってしまったこともありちゃんとしたレストランに行きにくくなった。

そういえば私たちはお互いの誕生日にプレゼントとかしあっていない。もちろんバレンタインデーとかクリスマスとかにも交換していないし。
お互いに「イベント好き」ではないのかもしれない。

ともあれ、今年は何故だか気合の入ったお誕生日祝いをしてくれて大感謝。心に残るいい誕生日になった。

昨日キープしてもらっていたワインは「シャトー・ムートン・ロートシルト」。自分の生まれ年のワインはそうそう飲む機会なんてないから、昨日は万全の体調で臨む。レストランも天井桟敷のようなスペシャルな席を用意していてくださっていて特別な感じを演出してくれていた。

慎重に抜栓してもらい、澱があるのでデキャンタージュを勧められる。お勧めに従いそうしてもらったが、そのときに1杯だけ瓶から直接あけたてのワインをもらう。
香りはもぎたてのフルーツやジャムのような・・・というようなフレッシュな香りはしないまでも、想像していた枯れたようなとかドライフルーツのような香りというよりは、いろんなスパイスやベリー類、カシスやプラムなどの濃縮したような複雑で、ある意味妖艶で印象的な香りがしていた。香りのボリュームがこんなにも強いということにも驚いた。
香りだけでうっとりとしてしまい、飲んで現実を知るのがちょっと怖いような・・・。(香りはいいのだが、飲むとがっかり、ってワインがよくあるので)

しばらく香りを楽しんでいた後、一口飲んでみると「酸」の強さに驚いた。決して「酢」になった酸味ではなくて、ブルゴーニュの赤ワインで感じるような高い酸。飲んだ後に口の中に残る「キンっ」とした感じ。なんだか「まだまだ若いのよ」という主張をそこから感じた。

時間が経つとワインは酸の強さが徐々になりを潜めてきて、香りにあるようなベリー系の生き生きとした味わいに複数のスパイスを効かせたような大人な味わいと、喉にする~りとすべるような滑らかなタンニンがとても印象的になってきた。
官能的な味わい!「若い」だけではない大人の魅力。

またまた時間が経つとだんだん質量というか質感が薄れてきて、抜栓してくれた山田シェフがおっしゃるように「水のようになりますよ」という感じに近づいてきたように思った。味がないというのではなくて、引っ掛かりがないというか、味の要素が丸く丸く、小さく小さくなってどんどんスムースになっていくという感じ。「老いる」のではなくて「昇華」していく感じ。
ちょうどそうなったときに、チーズとあわせてみた。
今までにない面白いマリアージュを体験できた!←それについての詳細は後日・・・。

グラスに残った最後の雫まで飲み干すまでワインはへたらなかった。食事が終わるまで約2時間半、正直こんなに最後まで美味しく飲めるとは思わなかった。

最後の最後にデキャンタした後に瓶に残った澱を小さなグラスについでくれた。
澱からは「カカオ」の香りがした。
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ワイン | 11:13:09| Trackback(0)| Comments(6)
コメント
はっぴーばーすでぃ!
きゃ~!素敵な誕生日じゃないですか!
ワインも人も三十○年はまだまだ若いつーことですねん!GO!GO!(?)
私もムートン飲ませてくれるようなの見つけねばっ。
チーズとのマリアージュ報告待ってま~す!
2006-01-17 火 13:33:37 | URL | 風子 [編集]
お誕生日おめでとうございます
ほんとうに素敵ですね!
うらやましい限りです。
私もそんな記念日を贈られたい!とは思うものの、
そんな高価なワインを味わうにはもっと舌を肥やさなければ。
少し系統立てて勉強してみようかなあ。
2006-01-17 火 15:42:56 | URL | あこちゃん [編集]
ありがとう!
風子さん
そうそう、まだ三十○歳は若いってこと。
一緒にGO!GO!してください。←誘ってね。
モンラッシェVSムルソー企画、私も参加したいです。
2006-01-18 水 09:28:58 | URL | ゆうこ [編集]
ありがとうございます
あこちゃん
書き込みありがとうございます。
ワインに興味があれば、系統立てて勉強すると格段に飲んだときの印象とか記憶力が養われますよ。
私もまだまだ実践中の身。
67年のワインもダンナにしてみれば「勉強しろ」ってことで飲ませてくれたのだと思います。
是非、勉強始めてみてください!
2006-01-18 水 09:45:28 | URL | ゆうこ [編集]
ワインのこと
ゆうこさんはワインスクールとか行ったことありますか?
勉強したいと思って何冊か本は読んだりしてますが(それより
飲むほうが好き!)、スクールなんかも行くといいのかしら?
費用もなかなかお高いし・・・。
ゆうこさんはワインについて、どうやって勉強したんですか?
2006-01-18 水 23:33:15 | URL | nana [編集]
ワインスクール
nanaさん
ワインスクールには2年ほど通いました。
1年目はJALが運営しているWSETのワインスクールの初、中級コースに。そして2年目はソムリエ協会の資格認定試験を受験するにあたり受験対策講座に。

勉強する前から家で飲んではWEB日記に付けたりしていたので味や名前などはある程度記憶していましたが、どれもポイント、ポイントで横のつながりというか、大枠でワインのことは良くわかっていませんでした。
でも勉強をすることによって、背景とかどういう位置にあるワインなのかなど大きく分類できるようになりましたし、テロワールを感じながらそのワインの作られた土地に思いを馳せて飲むのが楽しくなりました。(単なる妄想癖か?)
いろんなことを知って飲むほうが楽しいし、なによりワインショップで飲みたいワインを探せることがうれしいです。

もちろん市販の本でも十分に勉強はできますね。
ただ、通って一番良かったなぁと思うことはワインを評価することを教えてもらったことです。
客観的に色、香り、味をみて、このワインが「あるべき姿なのかそうではないのか」ということを練習したことが、自分でワインを選ぶ上で自信になりますし、自分の好みもよりよくわかるようになりました。
費用はかかりますが、それだけのことはあると思いますよ。
2006-01-19 木 15:06:11 | URL | ゆうこ [編集]
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